8時間かける 「究極の鶏の唐揚げ」 ~かぶりつきたい、抑えきれぬ衝動~


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最近の料理トレンドといえば時短と簡単。だが、時間と手間をかけてこそ到達する究極の味がある。何てことない定番料理が「ここまで美味しくなるのか!」と驚くことだろう。

 

『究極の鶏の唐揚げ』

特製のマリネ液に8時間、骨付きの鶏モモ肉をじっくり漬け込む。八角、花椒の独特な香り、そしてショウガ、タマネギの旨味が鶏の隅から隅まで染み込んでいく。
体裁を保つため、フォークとナイフを“一応”用意するが、食欲をそそる香りときれいなキツネ色に揚がった姿に「かぶりつけ!」と本能が叫ばざるを得ない。ひとたびかぶりつけば肉汁が溢れ、心地よい香辛料の風味に舌が歓喜し、食べる手を休めることができない。
究極の鶏の唐揚げが“ただの骨”となるまでむしゃぶりついてしまうことだろう。

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■材料(2人分)

鶏の唐揚げ
骨付き鶏モモ肉……2本
米粉……大さじ1+適量
サラダ油……大さじ1

マリネ液の材料
ショウガ……ひとかけ
タマネギ……半個
八角……少々
花椒……少々
醤油……大さじ2
煮切り酒……大さじ2

 

■作り方

①骨と肉を離す5分

12751893_721099524690944_2028646847_o鶏モモ肉は中心まで火が通りやすいように、骨と肉の間に指を入れて、骨に沿って指を進めるように骨と肉を離す。骨を引き抜く必要はない。

 

②マリネ液をつくる10分

12736995_721099518024278_1897590490_oショウガ、タマネギはすりおろし、その他のマリネ液の材料と一緒にストックバックの中に入れる。

 

③鶏肉を揉む1分

12754890_721099531357610_965023070_oマリネ液が入ったストックバックの中に鶏肉を入れて、軽く揉む。

 

④マリネ液につけた鶏肉を密封して寝かせる8時間

12516735_721099571357606_1114273293_oストックバックの端を1cm程度開けた状態で、中に水が入らないように、水を張ったボウルに沈める。水圧でストックバックの空気を押し出した後、しっかりと密閉して8時間以上冷蔵庫で寝かせる。

 

⑤鶏肉の水気を拭き取って、米粉をつける10分

12737125_721099534690943_638555675_o寝かせた鶏肉を取り出したら、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取る。水気を拭いた後、一度たっぷりと米粉をつけ、余分な米粉をしっかり叩いて落とす。

ポイント
小麦粉ではなく米粉を使うことで、よりさっくりとした仕上がりになる。

 

⑥鶏肉に油を塗って焼く15分

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皮目に米粉と油を混ぜたものを塗る。油をまんべんなく塗り終えたら、皮目を上にして、250度に予熱したオーブンで10分焼く。

 

⑦余熱で10分火を通して完成10分

12722438_721099628024267_1731723175_o焼き終わえたら、オーブンに入れたまま、さらに10分余熱で火を通して完成。

 

8時間かけて浸透するマリネ液

●長時間じっくりと特製マリネ液に漬けておくことで、味と香りがしっかり染み込むことはもちろん、タマネギの酵素効果で肉のタンパク質を分解され、肉が柔らかくなる

撮影┃溝口智彦

土屋敦┃Atsushi Tsuchiya

土屋敦┃Atsushi Tsuchiya

All About「男の料理」ガイド。本当においしい料理のレシピや調理法を伝える料理研究家として、雑誌、テレビ等多方面で活動中。最近の著書には『男のハンバーグ道』『男のパスタ道』『このレシピがすごい』がある。

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