郵便局の年賀はがきってどう?
掲載日: 2004年 11月 08日
写真用年賀葉書っていいの?
11月1日から、今年も全国一斉に年賀状が発売されました。昨今のパソコン市場に合わせ、インクジェットプリンタ用の年賀状も発売されていましたが、2005年はさらに全国で、「写真用年賀葉書」という紙質の年賀状も発売されました。「普通の年賀状」「インクジェットプリンタ用」そして「写真用年賀葉書」と3種類の紙質が選べるわけですですが…「さて、どれを購入したらいいのかしら?」と悩むところです。

そこで今回は「インクジェットプリンタ用」と「写真用年賀葉書」の紙質や、その紙質に合った中身(印刷に適した画像の種類)について検証してみました。
●インクジェットプリンタ用年賀状の質感 |
※ ここでご紹介している内容は、日本郵政公社発行の年賀葉書に限った場合です。
※この記事の作成にあたって、写真素材は「素材辞典Vol.146 四季・日本の花木編」を使用しています。印刷は「キヤノンMP900」で行いました。
※日本郵政公社発行の写真用年賀葉書は、全国の郵便局で購入できます。

「インクジェットプリンタ用年賀状」は、年賀状の裏面にインクジェットプリンタの印刷がし易いよう加工されたものです。
普通の年賀状は「ざらつき」があるのに対し、インクジェットプリンタ用年賀状は裏面が「しっとり」とした感じです。ざらつきも少なく、紙の表面はきめ細かくなっています。
ただしプリンタで印刷するのに適した加工ですから、手書き文字や手書きイラストを描くだけなら不要な加工がされています。
この「インクジェットプリンタ用年賀状」でイラストを印刷しますと、普通の年賀状に印刷した場合と比べ、色の濃淡、コントラストなど、確かに「インクジェットプリンタ用」と言うことだけはあります。
▼普通の年賀状にイラストを印刷したもの

▲きめが粗いですね
▼インクジェットプリンタ用紙にイラストを印刷したもの

▲しっとりした感じです
比べてみておわかりのように、このインクジェットプリンタ用紙ではイラストが非常にきれいに印刷されます。表面の光沢はありませんが、十分にきれいなレベルです。
しかしながら、写真画像を印刷すると、「べた付き」感が出てしまい、あまりきれいな表現は得られません。特に、階調表現が潰れてしまい、「写真をイラスト化した様な感じ」になってしまいます。
▼普通の年賀状に写真を印刷したもの

▲荒さが顕著に表れます
▼インクジェットプリンタ用紙に写真を印刷したもの

▲きれいではありますがべたつき感があります
もちろん、普通の年賀状に写真印刷をした場合よりは、階調もより表現されていますが、所謂「写真年賀状」と言うにはほど遠い感じです。それは次ページに紹介する「写真用年賀葉書」の印刷結果を見ると納得いただけると思います。
次のページでは気になる「写真用年賀葉書」に写真とイラストをそれぞれ印刷した結果です。
関連用語: インクジェットプリンタ / バブルジェットプリンタ /
