ガーデニング事件簿
掲載日: 2009年 12月 22日
事件簿4. きれいな花にも要注意!
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| ガーデニングは長く楽しめる趣味 |
きれいな花には……?
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| 植物の危険はトゲだけでない |
植物の場合は主に身を守る為の防衛手段と考えられますが、その方法はトゲに限らず、【事件簿1. ありえない?!誤食の危険】でご紹介したような「毒」のこともあります。毒はトゲと違って見た目ではわからないので、口に入れるものを庭で栽培している場合ある程度の予備知識は必要でしょう。
あわや命の危機に?!
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| ソバを食べてのアナフィラキシーショックは有名 |
そのやっかいなものとは、ズバリ、「アレルギー反応」です。
植物によるアレルギーというと、花粉症を思い浮かべる方が多いでしょう。スギやヒノキ、シラカバなど、現在では様々な植物の花粉によりアレルギー症状を発症することが知られています。花粉症で命が危険にさらされたとは、あまり聞いたことがないかもしれませんが、アレルギーを持っているために重篤な事態に陥る場合もあります。
アレルギー反応の中で生命にかかわるような重篤な症状を「アナフィラキシー」といいます。蜂などの虫刺されやペニシリンなどの薬物、食べ物によるアナフィラキシーショックは、皆さんもメディアなどで見聞きしたことがあるかと思います。この場合は、処置が遅れると生命にかかわってくるので、アレルギーがある方は注意が必要なのです。
また植物体やその切口から出る汁に触れることで、いわゆる「かぶれ」を引き起こす「刺激性接触皮膚炎」や、「アレルギー性接触皮膚炎」というものもあります。庭仕事をしたあとで手や腕に赤い発疹が見られたり、痒くなったりした場合は、この接触皮膚炎が疑われます。
皮膚炎だけで命を落とすようなことはありませんが、様々な要因が重なってアナフィラキシーショックを起こすこともあるので、やはり気をつけるに越したことはないでしょう。
原因を知っておこう
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| ガイドも天然ゴムの手袋はダメ |
ただし、ガーデニングではいろいろな植物を扱うので、以前からアレルギーがあって基礎知識がある人と違い成人してから突然アレルギーが発症したときは、原因物質を特定するのが困難な場合もあります。
常日頃、ガーデニング日誌を記録するとともに、痒い・鼻水が出る・体がだるいなど体調の変化も書き添えておくと後々役に立つでしょう。なお庭の手入れをする際に手袋をはめる方も多いと思いますが、ここでも天然ゴムによる「ラテックスアレルギー」を発症する場合があるので注意が必要です。
食物アレルギーや花粉症に心当たりが無くても、庭仕事のあとで体調に変化があったときは、ちょっとアナフィラキシーを疑ってみる、そんな予備知識も持っておくと良いのではないでしょうか。なお、いずれの場合も、少しでもおかしいなと思う症状が出た場合は、早めに専門医にご相談されることをおすすめします。
アレルギーを起こしやすい植物
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| 大量の花粉など悪条件が重なってアナフィラキシーになることも |
【花粉症を起こす植物】
スギやヒノキが有名ですが、シラカバ、ハンノキなどカバノキ科の樹木の花粉でも発症します。
アシ、イネ、カモガヤ、ススキなどのイネ科の植物、ブタクサやヨモギなどキク科の植物、そしてカナムグラもよく知られているアレルゲンです。
【植物体や汁でアレルギー性接触皮膚炎を起こす植物】
触るとかぶれる植物としては、ツタウルシ、ヌルデ、ハゼノキ、ヤマウルシ、ヤマハゼといったウルシ類が有名ですが、普段身近な植物でかぶれることもあります。
アルストロメリア、イチョウ、ギンナン、キク、ソバ、タマネギ、ニンニク、プリムラ・オブコニカ、マーガレット、マンゴー、レタスなどが原因物質として知られています。
【植物体や汁で刺激性接触皮膚炎を起こす植物】
アレルギー性と異なり、誰にでも起こりうるのが刺激性接触皮膚炎です。扱う際は、素肌が直接触れないように注意しましょう。
よく知られているものとしてアロエ、キウイ、ゲッカビジン、コンフリー、サトイモ、シソ、トウダイグサ(ユーフォルビア)、パイナップル、ハナミズキ、ヤマイモなどがあります。








