アート・美術展/アート・美術展関連情報

2007年4月の展覧会・イベント情報(2ページ目)

2007年4月の展覧会・イベント情報をお届けします。注目のアートフェア「アートフェア東京2007」、ヘンリー ダーガー展、建築家藤森照信の展覧会、モネの回顧展など。

執筆者:橋本 誠

ヘンリー ダーガー 展


ヘンリー ダーガー
《Untitled》61×274cm
carbon tracing,pencil and watercolor on paper
ヘンリー ダーガー
《SPANGLED BLENGIN ALL NATIONS OF CHRISTIAN NATURE》36×43cm
carbon tracing,pencil and watercolor on paper.
Courtesy:Kiyoko Lerner
原美術館では、ヘンリー ダーガー(1892-1973)の個展が開催されます。

ヘンリー ダーガーはシカゴに生まれ、幼くして母親と死別。父親も身体が悪く児童施設に預けられ少年期を過ごしました。その後感情障害の兆候をきたし、知的障害の診断を受けたため知的障害児の施設に移されたため、十分な教育を受けることなく成長しました。

17歳で施設を脱走し、清掃や皿洗いの仕事などに従事しながら生涯孤独な生活を送りますが、81歳で亡くなるまでの間に膨大な量の物語と絵画の制作をしています。

中でも19歳の時から11年以上かけて書き綴られた、想像上の王国で展開される戦争の物語と、それを図解する数百枚におよぶ絵画は、ダーガーが孤独の中に築き上げた「代替世界」としての空想であると考えられており、強烈な魅力を放っています。

絵画は豊かで優しい色彩が用いられている点が特徴ですが、描かれる内容は拷問や殺戮といったシーンであったり、現実には存在し得ない動物や奇形の人間なども含まれており、複雑な印象を受けます。

今回の展覧会では、大作《The Battle of Calverhine》や自著による物語を描いた絵画15点、想像上の王国々旗や架空の生き物を描いた小品約30点を中心に構成。

生前のダーガーの暮らしぶりを伝える部屋も写真で紹介され孤高の表現者ダーガーの軌跡に迫ります。



【ヘンリー ダーガー 展】
■会期  2007年4月14日(土)~7月16日(月・祝)
■会場  原美術館(東京都品川区北品川4-7-25)
■休館日 月曜日(ただし4月30日、7月16日は開館)、5月1日
■開館時間 11:00~17:00(水曜は20:00まで/入館は閉館の30分前まで)
■入館料
 一般  1,000円
 大高生 700円
 小中生 500円
■問合せ 03-3473-0104(代表)
■主催  原美術館/Hara Museum Fund

詳しくは原美術館 オフィシャルサイトにて。

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