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日本卓球協会は9月17日に理事会を開き、2006年にドイツで開催される第48回世界卓球選手権大会団体戦(4月24日〜5月1日、ブレーメン)の代表選手選考基準を決めた。(詳細は次ページ)

団体メンバーは男女とも5名。このうち1名は、年明けに開かれる全日本卓球選手権大会のシングルス優勝者が自動的に選ばれることになった。

国内選考会の実施で男女に差

このほか4名ずつは、国際競争力(世界で勝てる力)を重視して選考する。女子は「国内選考会」を実施してもう1名を自動的に決定することとなったが、男子は国内選考会を実施せず、ITTFプロツアーの成績を重視してメンバーを選ぶこととなった。その理由について、強化本部では次のような見解を述べている。

福原愛
日本選手で世界ランキング最高位(05年9月現在)の福原愛
女子は世界ランキング上位の選手がひしめいており(2005年9月現在、福原愛の25位を筆頭に50位以内に5人いる)、国内の競争力がそのまま国際競争力の評価に結びつく。しかし男子は、日本選手トップが松下浩二の55位で、100位以内に4人しかいない状況にある。その中で国内選考会を実施しても国際競争力の評価にはならない。

ちなみに、女子の国内選考会の日程は未定だが、選考基準をみるかぎり、年内(全日本選手権前)に実施される可能性が高い。その選考会優勝者が男女を通じて日本代表第一号となる。

前回のドーハ大会では、男子は1勝もあげられず12位と惨敗し、女子は中国にあと一歩と迫り、2大会連続で銅メダルを獲得した。さて、ブレーメン大会では……。

ガイドの私見だが、男子はベスト8入り、女子は3大会連続の銅メダル獲得、といったあたりが「妥当な目標」となるのではないかと感じている。選手・スタッフには、ガイドの目が節穴であることを思い知らせるような活躍を見せてほしい。
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本記事は、2009年08月22日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。