Human dept. スゴイ人、そろってます。

「その道のプロ」のルーツを探る ガイドの原点−origin-

vol.058

自分はどう生きたいのか問い直し、
お金の管理を見直せば
誰でも豊かな老後が見えてくる

家計管理と言われると、「節約しなくちゃいけないのはつまらない」と否定的になる。「資金運用」と言われると「損しちゃうのでは?」と身構える。そんなネガティブな気持ちをきれいさっぱり払拭してくれるのが「家計管理ガイド」の山口さんの記事だ。なぜ山口さんの記事は、気持ちが前向きになれて、「今までできなかったことがやれそう」な気分になるのだろうか。じっくりとお話を伺った。

「家計管理」ガイド 山口 京子

文/宗像陽子 写真/平林直己

収入の多さで、貯金高が決まるわけではない

「貯金残高は、収入で決まるわけではない」というのは山口さんの持論だ。そうは言っても、年収2000万円の人と200万円の人とでは、やはり2000万円の人のほうが貯蓄もしやすいし、実際貯蓄高も多いのではないだろうか?

山口さんによれば、実際は2000万円の収入があっても貯蓄ゼロの人もいれば、200万円の人で1000万円貯めている人もいるのだとか。

「当時はまだ自分のHPもなかったので、All Aboutの看板というのは、本当にありがたかったですね」

「当時はまだ自分のHPもなかったので、All Aboutの看板というのは、本当にありがたかったですね」

「貯蓄残高は、収入の結果ではなく毎日の習慣の結果なんです。何を選ぶか、どんな風にお金を使うか、生活スタイルの癖が貯金残高に現れるんですよ。だからこそ」と山口さんは言う。

「日頃の生活習慣を見直して、出費を削れるところから少しずつ削っていけば、誰でも必ず貯金はできるんです」

ただし自分が大切にしていることを削る必要はない。

「ワインが大好きな人に、『そのワインをやめれば貯金が貯まりますよ』といっても、それはその人の幸せにはならないですよね」

なるほど。誰もが、自分は何を大切にしてどう生きていきたいのか、何を目標にしたいのか、明確にすることが幸せへの一歩なのだ。何を大切にしたいのかが明確になれば、それを生かしてお金を貯めていけばいい。次に考えるべきはリスクヘッジだ。

「老後、皆さんが安心して暮らせるようリスクヘッジは必要ですが、そのやり方も十人十色」と山口さん。

お金が貯まるかどうかは、生活習慣の積み重ね。山口さんのお財布は、こんなに小さい。カード2~3枚と現金1万円程度

お金が貯まるかどうかは、生活習慣の積み重ね。山口さんのお財布は、こんなに小さい。カード2~3枚と現金1万円程度

「たとえば一生働くというのもひとつの方法です。運用の力を借りるという手もあります。保険で備える人もいるでしょう。貯金を貯めるという手段もある。貯め方・運用の仕方も多種多様です。私ができることは、そういった情報を発信することです。運用もするかしないかではあとで大きな差が出ます。みなさんの幸せの形はさまざまですから、情報の中から自分に合ったものを選択してほしいのです」

長い老後だ。自分の生きたいようにしっかりとお金を管理していくことが幸せへの次のステップなのだと山口さんは説く。

自分らしく生きる。そのためのお金の話をしよう

「年収と貯金高は別物だとわかってもらえれば、『年収によって子どもの数を決める』なんて寂しいこともなくなるのでは」と山口さんは感じている。子育て世代を応援していくこと、より多様な選択肢を提供し、老後難民の予備軍を一人でも減らすこと、その二つが自分に与えられたミッションと肝に銘じ、活動を続ける。

さて、10年後の山口さんはどこで何をしているのだろうか?
「かしこくお金を貯めるノートのメソッドがみなさんに広がるシステムがあり、会員の皆様と『お金が貯まってよかったですね〜』というディナーショーをするというのが楽しいかも」ふいに山口さんの目がキラキラと輝いた。

「実は私、『名古屋弁を饒舌に語る女優』というのが夢。そのディナーショーで主役をこなして……」おっとあらぬ方向に妄想が膨らんでいるようだ。それは、山口さんらしく生きるということであり、それもまた楽し。

山口さんが監修した「かしこくお金を貯めるノート」。わかりやすくシンプルで目標がはっきりわかるスグレモノだ。

山口さんが監修した「かしこくお金を貯めるノート」。わかりやすくシンプルで目標がはっきりわかるスグレモノだ。

お金の事を考えるのは、自分の人生を考えるということでもある。若い時から、お金のことを考える癖をつける。自分の夢は大切にする。ひとつひとつ積み上げる。相談にくる人だけではなく、広く世間いっぱいに向け情報発信はこれからも必要だと感じている。

「もちろん、これからもAll Aboutで『最後まで自分らしく生きて欲しい。そのために必要なお金のこと』を愛を持って語っていきますよ」と笑顔で約束してくれた。

「家計管理」ガイド 山口 京子

へそくりから保険、運用まで最得ルートをアドバイス。名古屋出身。大学在学中からテレビ・ラジオに出演。卒業後はフリーアナウンサーに。お金好きが高じてファイナンシャルプランナーの資格取得。新婚当初、手取り20万円台から、マイホーム購入。2年で完済費用を貯める!

ガイドのお気に入りの記事

「20代で老後資金を1000万円貯めた人、ココが違う!」
大ヒット人気記事。20代で1000万円貯めた人は、収入が特別に高いというわけでなく、30代の平均くらい。どういう人が1000万円貯めたのか是非知ってほしいと思います。中には、貯められる収入やチャンスはあるのに、知らない間に消えている人も多いので、早く「今が」人生の貯めどきだということに気づいて欲しいですね。

日本一貯め上手!お金持ち名古屋人の習慣
これも、大ヒット記事。名古屋人は「貯めるのがあたり前」だと思っているので「貯まるのはあたり前」。平均貯蓄額1400万円、借金は大嫌いなのでほぼ無し。ユダヤ人大富豪のような派手さはありませんが、ライフイベントを無借金で乗りきり、老後安心できるお金を貯める貯めワザ満載です。

お金を楽しく増やす、3つのお財布とは?
私の全ての本にも書いてあり、セミナーでも必ずお話する「3つのお財布」の話です。お金は貯めようと思っていても、なかなか貯まりません。漠然と貯めていたお金を、まず整理して貯めて、増やす仕組みを作りましょう。

Previous

  • 1
  • 2

Info

All About Human dept.とは、「人」にフォーカスし、人間が持つおもしろさを追求するウェブメディアです。様々な分野から、自分のスタイルを持ち、第一線で活躍している「その道のプロ」たちをご紹介します。