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「その道のプロ」のルーツを探る ガイドの原点−origin-

vol.041

取得資格は300以上。「労力をかけない合格」を追求する、楽しむ学びのコンシェルジュ

色白で華奢。それほど感情を表に出さないクールなイケメン。しかも東大卒のインテリ。その実態は、「資格のことなら何でも任せろ!」300越えの資格を持つ男。まさに「資格王子」の名がふさわしい鈴木秀明さんにお話を伺った。

「資格」ガイド 鈴木 秀明

文/むなかたようこ 写真/平林直己

大学時代にミイラ取りがミイラに。

皆さんは資格をどれほど持っているだろうか。運転免許に英検3級。教員免許に調理師免許。「生活や仕事に直結するから」「履歴書に少々色をつけたいから」。様々な理由で、資格・検定を受けるだろうが、せいぜい3,4個持っているのが平均的だろうか?10個も持っていると、「なんだかすごいね」という印象。

ところが「資格」ガイドの鈴木さんは、資格を2014年4月現在300以上も持ち、さらに年間40個から50個新たな資格を取り続けているという。

東大時代に資格コラムコーナーを担当した機関紙は今でも大切にとってある。

東京大学在学中に、当時所属していた東大生協学生委員会(サークル的なもの)が発行していた機関紙の資格コラムコーナーを担当。それが、そもそもこの道にはまったきっかけだ。

最初は、「さまざまな試験を受けに行き面白おかしく勉強法や受験体験談を書く」という企画を通し、冊子作り・メディア発信ができること自体を楽しんでいた。そのうち資格取得そのものにのめりこむようになってきた。大学・大学院在学中に、資格を約90個取得。さらに生協のツテで出版社から資格エッセイ本を出したり、某大手企業が発行するキャリア系メルマガで資格コラムを担当するなど、資格に関する仕事にどんどん関わるようになる。

2006年の大学院卒業・某人材系企業への就職と同時にAll Aboutにスカウトされ、「資格」ガイドとなる。2009年に人材系企業を退社、「資格の専門家」として独立してからもひたすら資格取得を目指す毎日だ。

幅広い資格のメリットとは

「とりあえず、仕事で必要なので取らなければならない」、「何も履歴書に書けるものがないので、資格でもとるか」そんな「でも・ねば・しか」思考だけではない、資格を取るメリットというのはいったいなんだろうか。

●法的な効果。医師・弁護士など、その資格がなければ職につけないというものがある。
●学びの楽しさ。新しいことを学ぶのはそれだけでも刺激的。主体的な学びの喜びがある。


このほかに鈴木さんは3つのメリットをあげてくれた。

●客観的な能力評価の指針。持っている資格が、その人の能力やスキルを雄弁に物語ってくれる。
●コミュニティ効果。同じ資格を持つもの同士知り合いになれたり、コミュニティに所属することで、質の高い人脈が得られる。
●精神衛生的な効果。その資格を取れたことで自分に自信が持てたり、安心感を得られたり、背中を後押ししてくれることもあるだろう。

「資格」を活かすのは自分次第

「自分はどうなりたいのか、何をやりたいのか、夢は何なのか。人生をしっかり考えてから資格をとれば後悔はないはず」

「ただし」と鈴木さんはくぎを刺す。「資格は取得すればいいというものではないんですよ」。「資格を取得さえすればあとは資格が何とかしてくれると思うのは間違い。なぜその資格を取得するのか。取得してからどうするのか。どう活かすのか。それはその人次第です。資格を取ったのに、全然仕事が来ないなどと文句を言う人がいますがそれは違うんですよ」ときっぱり。

豊かな人生はその人自身が作るもので、資格は彩りを添えるための手段にすぎないと鈴木さんは考えている。鈴木さん自身は多種多彩な資格を取得しながら、資格を取る人のための情報提供を惜しまず、サポートしている。

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