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「その道のプロ」のルーツを探る ガイドの原点−origin-

vol.019

地方警察署から銀座ホステス、営業職、起業…
キャリアチェンジを通して実感した、伝えることの大切さ

伝え方を考えなかったり、知らなかったがために、損をしないように。欲しい結果にフォーカスして、その結果を掴むためのアプローチの仕方にはテクニックがあります。藤田尚弓さんの伝え方のモットーを支える経験とは?

「話し方・伝え方」ガイド 藤田 尚弓

文/山本初美 写真/平林直己

「どの職場でも、警察署時代に身につけたアプローチの仕方が役に立っている」と藤田さんは語る。

「どの職場でも、警察署時代に身につけたアプローチの仕方が役に立っている」と藤田さんは語る。

伝え方の修業になった地方警察署時代

地方警察署、銀座のクラブ、企業での営業職、そして起業と、異色の経歴を持つ藤田さん。その背景には結婚、離婚があり、人生のステージが変わるたびにキャリアチェンジをしてきたという。

そんな中で、話し方・伝え方の大切さを知ったのは、最初の職場である地方警察署で全国初の防犯専従職を務めていた時だった。

「防犯専従職は、防犯や安全のために行政や地域の人達にはたらきかけるのが仕事。要はお願いビジネスです。地域のためになることを依頼するので、当然協力してくれるものだと思っていたら、思いっきりパンチを受けました。」

というのも、藤田さんが依頼する仕事は行政や企業にとっては無償の仕事、つまりボランティア活動になるため、とにかく嫌がられたという。そんな中で、藤田さんは、伝えることの大切さに気づいていく。

「正しいことをお願いするのも、伝え方を間違うと反感をかってしまうし、無理な依頼でも少し工夫をするだけで通ることもある。交渉するには、アプローチの仕方が大事だと痛感しました。」

藤田さんは、人間心理やそれに基づくアプローチ法についての研究を始めた。学んだことを実践すると、その効果は驚くほどあったという。

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