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「その道のプロ」のルーツを探る ガイドの原点−origin-

vol.018

iモード、iPhone ―次にくるのは何か
ケータイ・スマホの未来が知りたい

いまやケータイに関する情報は多くの人々の関心事である。一般のユーザー向けからヘビーユーザー、業界関係者にいたるまで、さまざまな層にむけて、ケータイ・スマートフォンの情報を発信している石川 温氏。モバイルを追い続ける理由とは?

「携帯電話・スマートフォン 」ガイド 石川 温

文/三田村蕗子 写真/平林直己

石川さんが現在使っている端末は3台。白いiPhone5の裏面には、F1ドライバーのニコ・ロズベルグのサインが

石川さんが現在使っている端末は3台。白いiPhone5の裏面には、F1ドライバーのニコ・ロズベルグのサインが

“iモードが世界を変える”そんなわくわく感がきっかけに

“ケータイの達人”石川さんが持ち歩いている端末はなんと3台。うちiPhoneが2台、白がau、黒がsoftbank、そしてもう1台はNTTドコモのXperiaSXだ。

「メインで使っているのはauのiPhone、現時点ではauのほうが通信環境がいいので。XperiaSXはおサイフケータイとして使っています」
使ってはいないものの、契約をしているケータイがほかにも複数あるという。

「正直、通信費用はかなりの額です。仕事をするのに、いちいち料金がかさむ。でもケータイジャーナリストを名乗る以上、古いケータイを使うわけにもいきませんから(笑)」。石川さんは、そもそもなぜモバイルのジャーナリストという道を選んだのだろうか。

話は1999年1月にさかのぼる。NTTドコモが新サービス「iモード」を発表したイベントでのことだ。「じつは広末涼子さん目当てだったんです(笑)」と、石川さんは当時を振り返る。
「当時、私は『日経TRENDY』という雑誌の編集記者で、ヒット商品や自動車についての記事を手掛けていました。ケータイに関していえば、全国をまわってどの地域でつながりやすいか、というような記事を書いたことはありましたが、さほど興味はなかったんです」

しかし、このイベントでiモードを知った石川さんのケータイに対する認識は大きく変わることになる。「特に、開発の中心人物だった夏野剛氏の『iモードで世界が変わるんだ』という言葉に非常に感銘を受けて、ケータイに興味を持つようになったんです」
ケータイでインターネットができる。このことに当時の誰もが驚いた。石川さんはそれだけではなく、iモード公式コンテンツとして課金ができる仕組みにも衝撃を受けたという。

「いままではケータイに関係のなかった企業が、iモード公式コンテンツとして携帯電話業界にどんどんと参入してきた。そのことによって、雑誌記者としても取材の幅が広がっていきました。いろんな企業の人、特に夏野さんをはじめとして“世界を変えよう”と思っている人たちに話を聞くのがとても面白かった。これからケータイで生活が変わっていくんだという期待感というか、わくわく感がありましたね」

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