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「その道のプロ」のルーツを探る ガイドの原点−origin-

vol.029

紹介するのは、使い込んだグッズだけ。男のこだわりグッズにおける納富流のこだわりとは

巷にグッズの紹介記事はあまたあれど、納富さんのガイド記事のように詳しい説明を読むことができるものは少ない。しかも納富さんが紹介するグッズは、ただカッコいいだけでも、便利なだけでもない。どこにも載っていないグッズの情報を発信し続ける納富さんの原点を探る。

「男のこだわりグッズ」ガイド 納富 廉邦

文/藤原ゆみ 写真/金田邦男

ライターになったのは、生きるのが楽になるかなと思ったから

「小さなころから、変わった趣味だとまわりから言われていたんです」

学生時代からコピーライティングの仕事を始め、そのままフリーライターとして現在に至っている納富さん。ライターとなった理由を聞くと、そう言って少し笑った。

「たとえば、僕が好きな女の子の名前を言うと、みんなが“えーっ”って引いたり(笑)。好きな音楽もそう。自分の価値観が世間と違う。生きづらい世の中だなと(笑)。でも、ライターになれば文章を書くときに自分の価値観をわからないように埋め込むことができる。そうすればサブリミナル効果じゃないけど、自分の思っていることが世間の常識になって、生きるのがすごく楽になるかなと思ったんです(笑)」

こだわりのライト

初めてのガイド記事で登場した「Lumatec UltraLife Reading Light」。ライトの角度が変えられることで、誌面を隅々まで明るく照らしてくれる。現在ではメーカーが倒産したため販売されていない

パソコンなどマルチメディア系を中心に、雑誌記事や書籍の執筆活動をするなか、知人から“All About のガイド”という仕事の存在を知り、さらに執筆の場を広げることになる。

「クライアントから依頼されて書くのではなく、自分から積極的に書くという場を作るのも面白いと思った」と、納富さんはガイドになったきっかけを振り返る。もともと文房具や雑貨などが好きだったこともあり、当時募集していた「男のステーショナリー」のガイドに応募。そして、「男のこだわりグッズのガイド」を2004年から開始した。

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