掲載日: 2004年 08月 30日
「なるほど!」思わずうなずく買い換えテク<6> マンションの収益力って何?
文章:北川 邦弘 (All About「家の買い替え」旧ガイド)
「マンションの収益力」って聞いたことありますか?収益とマイホームって縁がなさそうですが、自分のマンションを貸しに出すと考えると、がぜん収益力が気になってきます。では、「マンションの収益力」とは、どう表現できるのでしょうか?そして、あなたの家の買い換えにとって、このデータの持つ意味は何なのでしょう?
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| マンションの収益力は、新築マンションの購入代金を賃料で回収できる期間を示している。上位ほど早く元が取れるというわけ。 |
駅別の収益力ランキング
たとえば、分譲価格が3,000万円で、貸したら月125,000円というマンションがあった場合に、この年間賃料は125,000円の12倍の150万円です。その年間賃料で分譲価格を割ると「マンションの収益力」がでてきます。分譲価格÷年間賃料=3,000万円/150万円
=20となります。
すなわち、このマンションを買ったお金は20年貸していると元が取れるという感覚です。(20年間賃料の総和が分譲価格と等しくなります)収益力は家賃による回収見込み期間とも言えます。ただし、物価上昇率を考えていませんので、あくまでもイメージ的な数字であることをご了解ください。
このランクの一位は、新宿駅で13.20という年数です。新宿にある新築マンションは、人に貸したら13年と少しで元が取れるということです。その期間が一番短いということは、他のマンションよりも回収期間が短いということで、早く元が取れることとなります。そうしたわけで、これを「マンションの収益力」と呼んでいます。
収益力はマンションという資産の安定性を示す
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| この統計は、マンションの収益力が高い順番で駅名を並べてあります。山の手線内外の都心から、千葉や神奈川の郊外も含まれていますが、都北東部の駅がやや多いようです。(東京カンテイの調査情報H16年8月12日日本経済新聞朝刊より引用) |
共通して言えることは、家賃に比べて地価が比較的割安であるということです。そして、この表が住まい選びをする人にとって参考になるのは、この数字が上位の地域の物件の「資産価値の安定性」を示していることです。なぜならば、収益力が高いということは、他人に貸しても採算が取れるエリアということになり、マンション価格が下がりにくいということにつながるからです。
もちろん、ランキングが上だから、マンションの購入に良い地域と断言できるわけではありませんし、この地域のマンションが割安だ!と言えるわけでもありません。しかし、住まい探しの、第4あるいは第5の指標として「マンションの収益力」も考えてみる価値があると思います。
(第1の指標は「買って安心の建物」、第2の指標は「資金計画から計算される適切な予算」、第3は「住みたい町」のいろいろな魅力だと、私は思っていますが・・・)
さて、いかがでしたか?皆さんが住み換えるときに優先する判断基準は何なのでしょう?
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