掲載日: 2004年 03月 06日
え?ストレスやグルメブームでアレルギーになる!? 大人のアレルギーはなぜ起こる?
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ところで、たいしたストレスがなくてもアレルギーになる大人の人も多いようですが、これはどうしてでしょう?意外なことに、これがなんと昨今のグルメブームが影響しているようなのです。
農耕民族である日本人は、もともと肉や卵、乳製品、油、砂糖類などはほとんどとらず、主に雑穀や野菜、大豆、たんぱくな魚介類などの食材から栄養をとっていた、ということはみなさんご存知ですよね。
ステーキやオムレツ、アイスクリームやフライドチキンなどの欧米化した食事を毎日のように食べることになったのは、戦後数十年のこと。日本人のなが〜い食生活のなかでは、まだ爪の先ほどの期間でしかないわけです。
このように慣れない食べ物が毎日のように体の中に入ってくるわけですから、度が過ぎるとしまいには消化器官もオーバーヒートしてしまいます。医学博士の平畑徹幸氏は、著書『大人を襲うアレルギー』(はまの出版)のなかで欧米化した食生活をしすぎると、消化酵素の分泌が間に合わず十分に消化しきれなくなると語っています。
しかも、香辛料や添加物、カフェイン、アルコールなども頻繁に入ってくるわけですから、消化器官の疲労はなおさらです。
■「なにごともほどほどに!」とガイドはいいたい
しかし、「ストレス太りのメカニズムとは?」の記事でも書いたように、肉や油、甘いものは脳の働きを助けたり、気持ちの落ち込みを解消してくれるありがたい食べ物でもあります。また、おいしいものを目にしてその匂いをかぎ、期待に胸を躍らせながら味わうことは、五感をいっぺんに刺激し、もっとも原初的な喜びや快感を呼び覚ましてくれるもの。
心が疲れているときには、理性で「これは体に悪いから・・・」「これは消化に悪そうだから・・・」などと考えすぎずに、ぜひうまいものをガブリと食べる喜びを味わってほしいものです。
つまりは、グルメも程度問題。おいしいもので癒されたいからといって毎日毎日食べていたら、消化器官にも悪いですし、だいいち食への感動もうすれていくでしょう。かといって、体に悪いからといってまったく排除してしまえば、脳も活性化されず、心もふさいでしまいます。
自分の体をよく見つめ、心と体のバランスを考えた食生活を楽しんでいくことも、大人の心得として大切!ではないかな、と思います。
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