ストレス

ガイド:大美賀 直子

不安や過労などの「悪いストレス」をためずに心身共の健康を提案する情報サイト。

 

掲載日: 2002年 12月 03日

気軽な腹式呼吸「ため息健康法」とは?

ため息とは体の中にたまった「悪い気」のこと

疲れたとき、ストレスがたまっているときには、自然に「は〜」っとため息が出てしまいます。しかし、「ため息をつくと、幸せが逃げる」とよく言われますが、果たして本当でしょうか。

ため息は自律神経のバランスを整えるための「自律訓練法」でも、とても重要な要素として取り入れられています。ため息とは、体の中にたまった「悪い気」のこと。吐かずに溜め込んだままにしておくと、ストレスが蓄積し、不安感や自信の喪失などのマイナス思考を引き起こします。

忙しい毎日では、胸筋を緊張させ、「胸」で息をすることが多くなっています。しかしこの方法では、呼吸が浅すぎて全身に酸素が行き渡らず、深いリラクゼーションを得ることはできません。

浅い呼吸がエスカレートすると、興奮して自然に呼吸が速くなり、ひいては過呼吸を招くこともあります。過呼吸が悪化すると、どうなるでしょう。立ちくらみや手足の冷え、胸の圧迫感、動悸、過喚起症候群(発作的に呼吸が速くなり、呼吸困難になる病気)などの症状につながっていくこともあります。

ため息は腹式呼吸の「吐く息」と同じ

一方、ため息は体の中心(横隔膜)から深〜い息を吐く方法です。つまり、リラクゼーション法の定番である「腹式呼吸」を自然にやっているのと同じことなのです。
ため息により体の中から悪い気が吐き出され、その反動で深くゆっくりと酸素を吸い込むことで、内臓の動きが活発になり、血行が促進されます。そして、全身に新鮮な酸素が行き渡り、心身ともにリフレッシュすることができるのです。

周りを気にせずもっともっとため息をついて、たまった疲れを追い出してしまいましょう。ただし、ため息は声に出さずともできるもの。いきなり「は〜〜〜〜」なんて大きな声でため息をつくと、周りの人たちはびっくりしてしまいますので、声に出さず静かに吐き出しましょう。

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