病気事典

バセドウ病


バセドウ病(グレーブス病)とは、喉にある蝶の形をした「甲状腺」というホルモン産生組織が、必要以上に甲状腺ホルモンを作ってしまい、そのために動悸や手のふるえなどの症状を起こす病気である。患者の男女比は1:4程度と圧倒的に女性が多く、20歳〜40歳くらいでの発病が多い。
甲状腺ホルモンは新陳代謝を促すホルモンなので、ホルモンが過剰に出る(亢進という)ことで、じっとしていても常にジョギングをしているかのような状態になり、動悸がして、汗をかきやすく、疲れやすく、常に37.5℃前後の微熱が続く。精神的にもイライラ感や不眠が続き、寝起きが悪くなったり、なかには顔つきや目つきがきつくなったり、眼球突出などの症状が起こる場合もある。
バセドウ病の治療は、抗甲状腺剤を服用する。2年間内服するとおよそ30%の患者が治癒に向かうが、残りの70%は薬を飲み続けるか、他の治療法に変更する必要がある。

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