食と健康

ガイド:南 恵子

健康に役立つ栄養や食べ物、レシピ、ショッピングなど、食と健康の情報満載!

ヘルシーレストラン探訪

掲載日: 2008年 03月 14日

水で焼くヘルシオ料理が楽しめる「ネン」


1ページでは、「ネン」でいただく「ヘルシオ」料理をご紹介しましたが、このページでは、「ヘルシオ」をご存じない方のために、ヘルシオによる調理にはどんなメリットがあるのか、簡単にご紹介します。

「水で焼く」ってどういう意味

ヘルシオ
「ネン」の厨房では、家庭用ウォーターオーブン「ヘルシオ」が使用されています。
「水で焼く」なんてことができるの?、と疑問を抱かれた方もおられるでしょう。私も、初めは単純に「蒸気で加熱する=蒸す」調理なのだと思っていました。

蒸気というのは、水が沸騰して気体となる100℃、「蒸す」ことはできても「「焼く」ことはできません。一方「過熱水蒸気」とは、水を沸騰させて発生した水蒸気をさらに加熱した約300℃以上の気体で、熱を効率よく伝えて「焼く」ことができるのです。

従来、この「過熱水蒸気」を活用した調理器は、業務用オーブンや食品加工の生産ラインなどで使用されていたのをヒントに、シャープが家庭用に開発したのが「ヘルシオ」です。

「ヘルシオ」は「過熱水蒸気340℃」で調理することで、例えば鶏肉の唐揚げは、揚げ油を使わずに食品の内部から溶け出した脂を利用し、しかも余分な脂が落とせ、塩鮭は水分が吸収した塩分が流れ落ちることで、カロリーセーブや減塩調理ができるというわけです。シャープの実験では従来調理に比べ、鶏の唐揚げで約22%カロリー減、塩鮭で約30%減塩が可能です。

さらに「ヘルシオ」にしかできないことがもう一つあるのです。

抗酸化物質や栄養素を守るからおいしい

それは、他社製品と比べて過熱水蒸気のみで調理できること。一般的なスチームオーブンは、レンジやヒーターの機能も組み合わせて加熱しています。

過熱水蒸気だけで調理できるということは、庫内は過熱水蒸気が充満し0.1%以下の超・低酸素状態となり、食品の酸化や細胞破壊を抑えることができるのです。だから、「ヘルシオ」は「スチームオーブン」ではなく、「ウォーターオーブン」というのですね。

食品の抗酸化物質は、空気に含まれる酸素に触れるとしだいに酸化していきますが、極限まで酸素にふれないようにすることで、例えばビタミシンCなら約2倍、ポリフェノールは約25%多くキープするという結果が出ているそうです。また細胞破壊を防ぐので、食材がもっている味の成分、水分なども流出せず、本来の旨味を活かすことができるのです。

詳しくは、ヘルシオのサイトへ。

「ホテル阪神」では、2007年秋から「ヘルシオ」を活用したランチコースを期間限定で設けたところ人気も上々で、月代わりでコース内容を変えて提供されています。


次のページでは、プロの料理人の方に、この「ヘルシオ」調理のよさや、ご家庭でも活用できるポイント等についてお話しを伺います。・・・>>

掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。