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「結婚式」ガイド:粂 美奈子
第15回:「結婚式」ガイド 粂 美奈子 2004年12月17日
「All About」を支える約290名のガイド。ガイドは一つのテーマに一人だけ。厳しい審査を何度も通りぬけ、そのテーマのナビゲーターとなる。彼らがそのテーマに魅せられた理由とは?All Aboutを通して発信したいこととは何なのか?このインタビューでガイドたちの素顔に迫ります。
結婚式は人それぞれ。“2人のベスト”が実現できるように、私は書くことで応援したい!
「結婚式」ガイド:粂 美奈子
「結婚式」ガイド:粂 美奈子
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編集長:森川さゆり、「結婚式」ガイド:粂 美奈子
左:「結婚式」ガイド
粂 美奈子/
右:編集長 森川 さゆり
Photo by Hideo Matsumura
編集長インタビュー第15回目は、「結婚式」ガイドの粂美奈子さん。10年前に結婚情報誌『ゼクシィ』が創刊されて以来、ずっと『ゼクシィ』のライターとして活躍中です。そんな粂さんに、昨今の結婚事情についてあれこれ伺ってみました。
■一度きりの人生…
本当に好きなことを仕事にしたかった。
森川:
粂さんは雑誌などのライティングが本業でいらっしゃいますが、最近はどういった媒体に書かれることが多いんですか?

粂:
相変わらず、『ゼクシィ』が一番多いですよ(笑)。

森川:
粂さんは、『ゼクシィ』創刊の頃から活躍されていますからね。もうかれこれ10年。この10年の間にブライダルもだいぶ変わりましたよね。AllAboutの「結婚式」ガイドもされて、“結婚式のご意見番”の地位を築きつつあるのではないですか?

粂:
『ゼクシィ』創刊当時は、世の中に結婚式のことを扱った情報誌など存在していなかったし、まさか、こんな大きな媒体に育つとは思ってもいませんでしたから。気付いたときには、ここまでやってきちゃった、というのが正直な感想なんですよ。

森川:
粂さんは、以前、一般企業で働かれていたそうですが…。

粂:
そうです。1年で転職して、編集プロダクションに入って2年、その後、独立してフリーライターになりました。

森川:
世間一般では、編集プロダクションのお仕事はものすごく大変だといわれていますが、やっぱりその2年間は大変だったんですか?

「結婚式」ガイド:粂 美奈子
粂:
いえ、そんなに大変とは思わなかったですね。その時に勤めた編集プロダクションでは、主に企業の広報誌などを作っていたのですが、きちんと基礎から仕事を教えてくれましたし。

その前に1年間、婦人服売場で販売員をしていたときのほうが辛かったです。1日中立ちっぱなしというのがどうしてもダメで。だから、それに比べれば、「書く」という自分の好きな仕事ができるし、辛いとは思わなかったですね。

森川:
粂さんはそんなに「書く」ことが好きなんですね。私は、編集の仕事の中でも「企画を立てる」ことが1番好きかな。

粂:
それでいうと、私は断然、「書くこと」ですね。昔から、何か書けたらいいなっていう思いはあったけれど、出版社はあまり新卒社員の募集はしていなかったので一般企業に入ったんですが、社会に出てみたら、物を書く仕事にも、いろいろな形があるということがわかって。どうせなら、一度きりの人生、自分の好きなことをやりたいと思うようになったんですよね。

■この10年で結婚式は大きく変わった!
一般人の結婚式を芸能人が真似する時代
「結婚式」ガイド:粂 美奈子
森川:
結婚情報といっても、扱う内容はさまざまですが、粂さんはどんなジャンルの情報について書いているときが一番、楽しいですか?

粂:
ドレスや指輪は見ていて綺麗だし、どのアイテムひとつをとってみても、やはりその時々の流行や、それぞれのデザイナーの取り組みみたいなものが感じられて楽しいですね。

森川:
最近の結婚式はどんな傾向があるんですか?昔はよく「地味婚」なんて言葉が話題になっていましたが。

粂:
これについては、マスコミが発信する情報で、誤解を与えているんではないかと思うんですよ。確かに、結婚式にかける総額ということでいうと、98年から5年くらいの間に30万円ほど減っています。

ただ、その内訳を見ると、昔は平均して80名くらい招いていたのが、60名になっていて、その分、1人あたりにかける金額が増えていたりするんですよね。衣装一つにしたって、1着のドレスの値段が昔のドレスの3枚分に匹敵していたりするわけで…。でもそんな内部事情を知らないと招待客人数が減ったり、お色直しの回数が減ったというだけで、地味になったと見えてしまうんですね。

森川:
確かに、今、適齢期の団塊ジュニアの動きをみると、流行にこそ左右されないものの、物に対して“自分たちなりのこだわり”というのは、強くありますものね。

粂:
その世代が今まさに、「ただ可愛い」だけでなく、自分たちのスタイルを大事にしながら、30代ならではの大人の結婚式をあげたいと思っているのは強く感じますね。『30代のための結婚式最新トレンド』などもとても反応がよかったんですよ。

森川:
先日、紀宮様のご成婚が発表されましたが、お相手の方が39歳、紀宮様が35歳。国民の晩婚化を象徴していますね。以前の雅子様のご成婚の時のように、何か流行のようなものは生まれそうですか?

粂:
挙式はおそらく十二単衣でしょうが、だからといって、和装が流行るといったことはあまりないのではないかと思います。ただ、雅子様のときに、話題になったのはティアラ。これは今回も話題になるかもしれませんね。

森川:
このご成婚に刺激されて、来年は結婚ブームがくるでしょうか?

粂:
確かに、今付き合っているカップルがこれをきっかけに結婚に踏み切るといったことはあるかもしれません。久しぶりの明るい話題ですから、日本中が盛り上がるでしょうね。

ただ、著名人や芸能人を真似て、というケースは少なくなってきているのは感じますね。むしろ、芸能人のほうが流行に遅れまいと一般人を真似ているような(笑)。結婚の情報が一般に浸透してきたことによって、消費者の目が格段と養われてきたように思うんですよ。
■“恋は盲目”が行き過ぎるのは格好悪い
招かれる人と共に結婚式を創る気持ちを大切に!
「結婚式」ガイド:粂 美奈子


森川:
これから式をあげようと考えているカップルに何かアドバイスはありますか?

粂:
そうですね。どんなに冷静なつもりでいても、結婚をあげるカップルはある意味、“恋は盲目”の状態ですから。1人よがりにはならずにいてほしいですね。それからがんばりすぎないこと。ついつい招待状、席礼などのペーパーアイテムを手作りにしたり、手書きのメッセージを添えたり、手作りブーケ、手作りクッキー、とあれもこれもやりたくなる人って多いんです。

だけど、これまで料理も裁縫もしたことがない人が、徹夜仕事で、クッキー焼いたり、テディベアを作っても、がんばりすぎて当日一番キレイでいてほしい花嫁が目の下にクマ…なんていうのはいただけない。招待客への感謝の気持ちは、2人の幸せそうな笑顔で表すのが一番です。

森川:
結婚式前は、いろいろと忙しいですから、彼が手伝ってくれないことが原因で、ケンカになったりするケースも多いようですからね。では、粂さんにとって、これまでで一番感動的だった結婚式はどんな結婚式でしたか?

粂:
お父様を亡くした花嫁が、お父様の遺影を胸に抱いたお母様と共に、バージンロードを歩いてきた結婚式は、涙、涙、でしたね。お父様が亡くなっていらっしゃるときは一般には親戚のおじ様がかわりをなさったりするのですが、私はこういうやり方もあっていいと思うんです。よくしきたりとか、ルールを気にしすぎる人もいますが、これはご両家にとって本当に忘れられないシーンになったと思います。

森川:
粂さん、ご自身が結婚式をあげられる際には、どんな結婚式がいいですか?

粂:
それ、よく聞かれるんですよね。レストランウエディングやゲストハウスでのウエディングもこれまたステキではあるのですが、洗練された雰囲気と、サービスの安定感などを考えて、私はホテルがいいかなと思っています。

森川:
楽しみですね。


■粂さんがよく利用するAll Aboutのサイト
1位 ランジェリー
2位 横浜
3位 ジュエリー・時計


次回は【ビジネス英語】ガイドの竹村 和浩さんです。。