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| 第28回:「ファミリーのためのマネープラン」ガイド 平田 浩章 |
2006年01月16日
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| 「All About」を支える約300名のガイド。ガイドは一つのテーマに一人だけ。厳しい審査を何度も通りぬけ、そのテーマのナビゲーターとなる。彼らがそのテーマに魅せられた理由とは?All Aboutを通して発信したいこととは何なのか?このインタビューでガイドたちの素顔に迫ります。
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ガイドサイト >>
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左:「ファミリーのためのマネープラン」ガイド 平田 浩章/
右:編集長 森川 さゆり
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| Photo by Hideo Matsumura |
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| 編集長インタビュー第28回は、「ファミリーのためのマネープラン」ガイドの平田 浩章さん。年金、ペイオフ…などお金に関する仕組みが次々と変わる今、普通の家庭はどう家計を守ればいいのか、その方法をお伺いしました。 |
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| ■「他の人の夢を叶えるお手伝いができる!」 |
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| FPの仕事は私がやっと見つけた天職です。 |
- 森川:
平田さんは山口県でファイナンシャル・プランナーとして活躍されているとのことですが、どうしてこのお仕事に就こうと思われたのですか?
- 平田:
たまたま前職で、電力会社の保険代理店に勤めたのがきっかけです。それまではお金は"あればあるだけ使ってしまう"方だったんですが、約1万名の顧客を担当する保険営業部門の実務統括を任されましてね。ちょうどその頃に「保険の自由化」もあったりして、前線でがむしゃらに仕事をしているうちに、お金のことを学ぶのがおもしろくなり、FPの資格をとろうと思うようになりました。
- 森川:
そして、独立されたのですね?
- 平田:
ええ。会社に属していると、どうしても扱うことのできる金融商品が偏りますし、なにより中立・公正であることが難しいと感じるようになり、もっと自由に、幅を広げて仕事をしたいと思うようになりました。それとこの仕事には定年がないので、どうせ独立するなら早いほうがいいと思うようになったのです。
- 森川:
すぐに軌道に乗りましたか?
- 平田:
いやあ(笑)、最初はそれなりに大変でした。ただ、「お願いをする」営業はしたくないと思っていましたので、まずは自分や自分の仕事を広く知ってもらうことに注力しました。
- 森川:
All Aboutのガイドをやっていただくようになったのもその頃ですよね?
- 平田:
ええ。ガイドの仕事は、山口県にいながらにして私の考えを全国の人に伝えることができるので、すごく役に立っています。あとは各地で開催される講演や講座を通じて、私のお客さんになってくださるケースが多いです。
- 森川:
実際に相談にこられるのは、どんな方が多いのですか?
- 平田:
私と同じ30〜40代。富裕層というより、平均的な収入で生活をされている方が多いです。ある意味、今の日本を支える一番のボリューム層といっても差し支えありません。その方々が家計の問題で苦しんでいたら…、社会で力を発揮するどころではありませんよね。なので、その人たちのお役に立ちたい、一緒に夢を叶えていきたい!というのが私のこの仕事にかける思いであり、この仕事を天職だと幸せに思う所以なのですよ。
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| ■自分にぴったりのお金のお医者さんを! |
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| 専門性、そして人間性をしっかり判断 |
- 森川:
実際には、平田さんのところでは、どんな類の悩みを聞くことが多いのですか?
- 平田:
資産運用、家計改善、子育てにかかるお金の準備、家の購入、年金など…。人生先般に関わってくる問題が多いです。ここのところ一昨年の年金改正に始まり、ペイオフなど立て続けに制度が変わっているので、いまの生活をそのまま持続できるのか、みなさん不安に思っているんですよね。
- 森川:
みなさん、特に何かきっかけがあって相談にみえられるのでしょうか?
- 平田:
いえ。何かがあってというわけでなく、ずっと気にしていた問題をどうにかしたい、と腰をあげている感じです。以前のような「お金のことを話すのはタブー」といった風潮がだいぶ薄れてきましたからね。その相談の内容についても、これまでは生命保険などの見直しや、保障にまつわる話が多かったのですが、いかに資産形成していくか、という運用の話にシフトしてきているのを実感しています。
- 森川:
そうなんですか。みなさん積極的なんですね。実はAll Aboutでも専門家に相談できるサービス「All About プロファイル」を始めたのですが、今後マネーの分野もそろえていく予定なんですよ。私たちが相談する専門家を見極める場合には、どんな点に気をつければいいですか?
- 平田:
ファイナンシャルプランナーはお金のお医者さん。そう思って探してみるとよいかもしれませんね。普通のお医者さんにも外科、内科とそれぞれ得意な分野があるように、ファイナンシャル・プランナーにも得意分野に秀でた方がたくさんいます。ただ、人生に関わるお金のことは財産づくりや、保障、年金、住宅ローンや家計の改善など、それぞれを単品で考えると答えを誤る場合があります。そのためにも、総合的に、そして中長期的な視点で自分の立場にたって中立・公正な視点で考えてサポートしてくれるファイナンシャルプランナーなのかどうか、まずはしっかりと見極めることが大事です。
あとは、実際の相談に入る前に30分や1時間でも話してみることです。その人がどんな考え方で、どんな価値観をもっているのか、それは自分と合うのか、確かめてほしいですね。
- 森川:
まずはお金の問題より先に、人として信頼できる方を探すというのが大事なんですね。
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| ■長年の積み重ねで"億単位"の差が出る!? |
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| 現実を直視することから始めよう! |
- 森川:
All Aboutの読者は30〜40代の方が中心です。この世代はこれから老後に向けて、どんな準備をすればよいですか?
- 平田:
まずは自分が一生でいくら稼ぎ、いくら使うのか、を知ることです。これについては、「まだまだ先の話…」と多くの方が現実を見たがらないんですよね。でもお金の問題は、避けても、先送りしても最終的には自分に返ってきます。なので、早く現実を受け入れた人ほど、次の手が打てるんですよ。
- 森川:
実際のところ、いくらくらい必要になるのでしょうか。
- 平田:
人それぞれでどのような生活水準を過ごしたいか?どのような夢を実現していきたいのかなどで大きく変わってきますね。例えば老後に自分の意思で体をコントロールできなくなり、有料老人ホームなどに入居するための費用だけでも、1人あたり3000〜5000万円くらいは必要になってくると思います。
- 森川:
夫婦にすると…、1億円くらい必要ということですね。
- 平田:
ええ。その準備をするのに、30〜40代の方ですと、あと30年近く残されています。その間、年利5〜6%で運用できれば、数千万円〜1億円を用意することはそれほど難しいことではないんですよ。私の記事でも「我が家の家計から1億円をうみだすノウハウ」というのを書いたのですが、それを見た読者の方からは「預金の金利が1%も満たない中で、何夢みたいなことを言っているんだ」というお叱りを受けたりもしました。ただ、専門家にとって、年利5〜6%というのは難しいことではない。モデルケースのように、1800万円を10年で4500万円にすることも実際に可能なのです。なので、現状を認識して、必要とあらば、自分の力だけでなく、場合によっては専門家の力を借りることも一考に入れてみてはどうかと思うんですよね。
- 森川:
なるほど。そのためにも…、日々、家計簿をつけるというのは大事なのでしょうか?
- 平田:
必ずしもずっと継続してつける必要はないのですよ。ただ、自分の家計がどんな状態なのか、まったくわからないのでは困ってしまう。なので、家計簿をつけたことのない人については、まずは春夏、秋冬、とかシーズンをまたがる形で3ヶ月くらいつけてみることをオススメします。それによってお金の動きがある程度、把握できますので。
- 森川:
なるほど。あとは無駄遣いの誘惑に勝つなど…小さなことの積み重ねですね。
- 平田:
これから、日本は人口が減少していきますし、超少子高齢社会となっていきます。だから私たちの世代は、子供世代や国など、他の人の力をあてにしていると、痛い目をみると思うんですよね。自分自身で、自分の未来に責任をもつ。そのためにはお金について考えることを絶対、放棄してはいけません。最初は少しずつでいいですから、ぜひともお金について考える機会をもち、情報を選別する目を養うためのお手伝いが私のサイトでできれば、と思います。
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