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「メイクアップ」ガイド:伊牟田 直太
第18回:「メイクアップ」ガイド 伊牟田 直太 2005年03月15日
「All About」を支える約300名のガイド。ガイドは一つのテーマに一人だけ。厳しい審査を何度も通りぬけ、そのテーマのナビゲーターとなる。彼らがそのテーマに魅せられた理由とは?All Aboutを通して発信したいこととは何なのか?このインタビューでガイドたちの素顔に迫ります。
メイクによって女性は美しくなるそれは内面からの自信にも繋がることなんです。
「メイクアップ」ガイド:伊牟田 直太
「メイクアップ」ガイド:伊牟田 直太
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編集長:森川さゆり、「メイクアップ」ガイド:伊牟田 直太
左:「メイクアップ」ガイド
伊牟田 直太/
右:編集長 森川 さゆり
Photo by Hideo Matsumura
編集長インタビュー第18回目は、「メイクアップ」ガイドの伊牟田 直太さん。メイクに目覚めたきっかけや、女性の美しさを引き出すコツを伺いました。
■メイクの仕事は「天職」。
たくさんの現場を通して感じています。
「メイクアップ」ガイド:伊牟田 直太
森川:
伊牟田さんは「中学在学中にヘアメイクの道を志した」ということなんですが、メイクに興味を持ったきっかけは何だったのですか?


伊牟田:
姉がモデルをしておりまして、その影響が一番大きかったと思いますね。姉がメイクを習ってキレイになっていくのを見て、そのプロのメイクアップアーティストの方に弟子入りしたい!と決意しました。


森川:
興味があっても、本当に弟子入りするのには大きな決心が必要だったのではないですか?


伊牟田:
考えるよりも行動しなければと思い、ひたすらお願いしたんです。最初はただ、がむしゃらに練習していたのですが、続けていくうちに「これが天職だ」と思うようになったんです。


森川:
「メイクの仕事が天職」だと思ったきっかけは?


伊牟田:
自己満足なんですが、メイクをした相手が美しくなるのが嬉しいという実感があったことですね。美しくなるというのは表面的な部分もですが、メイクをすることによって相手が自信を持ったり、内面からイキイキとしているのを見て、目に見える以上のやりがいを感じるようになりました。
森川:
美容師さんだと最初は洗髪から…みたいに働く上でステップがあると思うのですが、伊牟田さんもそういった段階を踏んで現場へ?


伊牟田:
学校に通ってからメイクの道に入る人もたくさんいるので、最初はティッシュ係からという方もいますが、僕は師匠が練習の段階や現場でも丁寧に教えてくださったお陰で、早いペースで現場でのメイクをさせてもらっていました。


森川:
では、女優さんやモデルさんのメイクをされることも多いんですね。タレントさんなどの場合、個性の引き出し方に何かポイントがあるのでしょうか?


伊牟田:
それはもう“感覚”で、無意識にメイクしてることがほとんどですね。顔を見た瞬間に「この人のここをこうしたい!」「ここを変えたら、もっとかわいくなる!」って感じるんです。

現場を数多く経験してきたことで、感覚が養われているんだと思います。女性は気分によって顔つきも変わってきます。会話もメイクの一つですし、リラックスしてもらってからメイクをすると、全然違います。笑うだけで、かなり顔つきもよくなりますから。


森川:
よく性格は顔に出るって言いますけど、やっぱり出ます?


伊牟田:
口の形や目元でなんとなくわかってきますよ。


森川:
じゃあ、伊牟田さん自身の女性を見る目もかなりあるんですね(笑)?


伊牟田:
それはまた別の話しです(笑)。


■昔のメイクを引きずってる人を変えたい
自分のキレイなところに目を向けて欲しいんです。
森川:
寝坊して時間がなくて、一箇所しかメイクできないとしたらまずどこに手をつけるべきだと思いますか?


伊牟田:
実はビックリしたのですが、最近の女性は「マスカラ」と答える方が多いようです。電車の中でもすごい量のマスカラを塗ってる女の子を良く見かけるんですよね。僕はまず、眉だと思っています。


森川:
それは年代によって違うかもしれません(笑)。私も絶対眉だと思います。やっぱり日常的に、人のメイクって気になりますか?


伊牟田:
そうですね、電車に乗っていても、道を歩いていても、人の顔を無意識にじーっと見ていることがありますね。「あの眉をこうした方がいい」とか。人の顔を観察するのがクセになってしまっているところがあって、職業病みたいなものです。


森川:
最近のメイクのトレンドはどのパーツにきているんでしょう?


伊牟田:
業界的にはくちびるに持っていこうという流れもあるのですが、やっぱりしばらくはアイメイクが続くようです。今年の春はピンクなどの淡い色が注目色になるのですが、ピンクは使い方を間違うと恐ろしいことになってしまうので気をつけないと。チークの入れ方などは要注意です!

最近、気になっているのは昔のメイクを引きずっている人をどう変えさせるか、というところです。その年齢だからこそ、やったほうがいいことを覚えてもらったり、今までのリップの色を違和感なく自分に合った流行色に変えていったりしてほしいですね。
森川:
メイクの方法はやはり20代、30代では大きく変わってくるものですよね?逆に、30代になると今まで使っていたものを変える勇気がなくて「これしか使わない派」が増えてきたり…。


伊牟田:
確かに30代になると、メイクを習いに来ても「コレを使って」と自分のアイテムを持ってくる人が多いです。でも、メイクって、試してみないとわからないことが多いので、年齢を問わずに冒険したもの勝ちだと思います。女性は特に、自分の欠点にばかり目が行きがちになりますが、まずはいいトコロを伸ばすテクニックを磨いてほしいですね。


「メイクアップ」ガイド:伊牟田 直太


■ラクして美しくなるのは甘い。
だから、美しくなるために必要なきっかけを発信していきたい。
「メイクアップ」ガイド:伊牟田 直太
森川:
今はガイドという立場から、読者との接点を模索されていると思うのですが、ガイドを始められていかがですか?


伊牟田:
現場での仕事(主にTVや雑誌)では、相手をその場で美しくすることがポイントになってくるのですが、記事を書くということは、自分のメイクを提案して実際にきれいになってもらうことだと思っています。美しくする→美しくなる方法を教えるという点で、自分のテクニックの再確認の場だとも感じています。


森川:
読者からの反応は?


伊牟田:
メールでよく質問をいただきます。今までは女性からの質問がほとんどだったのですが、最近では「男のすっきり眉メイク術」を読んだ男性からのメールも増えました。読者の方からの声が届くのはとても嬉しいです。


森川:
伊牟田さんにとって「書く」ということは大変なお仕事ですか?


伊牟田:
昔から文章を書くことが好きだったので、記事を書くのは愉しませてもらっています。ただ、トーン&マナーが未熟だったりするので、自分の知識をうまく表現する、書く力をもっと磨いていければと思っています。今までは、現場での仕事一筋だったので、ガイドの仕事はあらゆる意味で勉強になっていますね。ゆくゆくは自分の本の出版ができるくらいまで、ノウハウとスキルをためていきたいです。


森川:
今後、ガイドサイトを通して、発信していきたいメッセージは?


伊牟田:
「女性が美しくなりたい」と思うのは当たり前。しかし、ラクして美しくはなりません。そのためには日常的に心がけていく努力や自分に合うメイクを身につけていくことが重要になります。メイクの世界にはちょっとした日常的なところから生まれてくる知識がたくさんあるんです。知識を身につけて、実践することによって女性は美しくなる。まずはそのきっかけとなる知識を自分が発信していけたら、と思っています。



■伊牟田さんがよく利用するAll Aboutのサイト
1位 ネイルケア・ネイルアート
2位 防犯
3位 出会い


次回は【住まいを考える】ガイドの藤原 千秋さんです。