掲載日: 2009年 06月 23日
工務店・建築設計事務所の特徴
工務店や建設系住宅会社の強みは、小規模ながらもそれぞれの地域で地域に密着して活躍していること。1社1社の規模は小さくても、固まりとして見れば住宅産業の最大勢力で、住宅業界の重要な担い手といえます。地域や住まい手のニーズに細やかに対応することで、大手ハウスメーカーとの差別化を進め、元気に活躍している業者も数多く存在します。
まず、何といっても地域の実状をよく知っていることが最大の強みです。日本は北から南まで長く多様な気候風土を持っていますが、そうした地域の特性にあった住宅づくりをしているケースが多い。これは全国展開する大手ハウスメーカーにはなかなか真似のできないことなのです。
また、地域に浸透している分、不動産会社や金融機関の情報ネットワークにも乗らないような身近な情報にも精通しているケースも多く、極めつけの土地情報などをもっている場合もあります。財務体質や組織力では大手には及ばないものの、大手にはない小回りの良さがあり、メンテナンスなどの細やかな要望に迅速に対応することを信条にしている会社もあります。
建物の特徴は、大手ハウスメーカーのような「商品」を独自に持っている場合と、一からお客さんの要望を聞いてかたちにしていく場合の2種類があります。最近は地元の山林から産出された木材を使った「産直住宅」を売り物にしている会社も目立つようになり、環境問題を捉える方にはおすすめかもしれません。ちなみに、環境対策というと太陽光発電システムなどがまず思い浮かびますが、国産材使用も重要なポイントとなっています。
ハウスメーカーの場合は、営業や設計、施工、インテリア、アフターメンテナンスなどと職種が細分化されており、それに合わせて人数も多いことが一般的。それは良くも悪くも住宅に関わる知識や技術について各個人の差が大きく出やすいといえます。
一方、工務店などの場合は所帯が小さく、そのため例えば工務店経営者の目が届く範囲に限定して仕事をするかたちをとっているケースも目立ちます。だからこそ、お施主さんにとっては自分の要望やこだわりを反映した住まいづくりをしやすいという側面もあるようです。
次のページでは、建築設計事務所について紹介します。
地域情報に精通。小回りのよさが売りの工務店
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| 工務店は地域密着が基本。地域の人々のニーズを把握し住まいづくりに努めている。狭小地対応を得意とするケースも |
また、地域に浸透している分、不動産会社や金融機関の情報ネットワークにも乗らないような身近な情報にも精通しているケースも多く、極めつけの土地情報などをもっている場合もあります。財務体質や組織力では大手には及ばないものの、大手にはない小回りの良さがあり、メンテナンスなどの細やかな要望に迅速に対応することを信条にしている会社もあります。
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| 消費地域に近い場所の山林から木材を確保するのが「産直住宅」。植林活動も行い最近のエコ住宅ブームで注目されるようになった |
やや不安な財務面だが――
一方で、経営体質の面ではバラツキが多く、経営不安がつきまとうのがネックといえばネックです。なお、このような不安を解消するためフランチャイズ制度に加入しているケースも多くみられます。このような会社は、東京などに本部を置く会社から営業支援などをうけながら、地域で活躍しているのです。ハウスメーカーの場合は、営業や設計、施工、インテリア、アフターメンテナンスなどと職種が細分化されており、それに合わせて人数も多いことが一般的。それは良くも悪くも住宅に関わる知識や技術について各個人の差が大きく出やすいといえます。
一方、工務店などの場合は所帯が小さく、そのため例えば工務店経営者の目が届く範囲に限定して仕事をするかたちをとっているケースも目立ちます。だからこそ、お施主さんにとっては自分の要望やこだわりを反映した住まいづくりをしやすいという側面もあるようです。
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