掲載日: 2008年 03月 26日
BMWの転換期、1950年代の3車種
小型の異色モデル「600」
'57年に発売された「600」はもともとイタリアの「イソ社」が'53年から生産していた「イセッタ」というモデル。BMWが生産権を買い取って販売した「250」と「300」がベースとなったイセッタシリーズの最上級モデルです。250や300に比べるとボディサイズが大きくなり、4人乗りに。それでもコンパクトで個性的なスタイルはBMWの歴代ラインナップのなかでも異色です。とはいえ600はデファレンシャルギヤの採用やトレーリングアーム式サスペンションを備えた本格的な実用車。エンジンにはBMW製オートバイのシンボルでもある水平対向2気筒の「ボクサーエンジン」を搭載しています。![]() |
| AUTOart 1/18 BMW 600 |
250や300は排気量が小さく安価であったため、大ヒット作となりました。しかし600は機能をアップさせたことから高価になってしまい、250や300ほどの人気は得られませんでした。とはいえ、4年間で3万5000台以上が販売されています。
経営不振を救った「700LS」
'59年になるとBMWは経営不振により倒産の危機に陥り、ダイムラー・ベンツ社に吸収合併されてしまいそうになりました。そのBMWを救ったのが「700LS」。600の技術を踏襲し、シャシーを延長したうえで、エンジンには水平対向エンジンを採用。イタリアンテイストな雰囲気のシンプルなボディで、見た目でもユーザーを魅了したモデルです。現在700LSはその後BMWがミドルクラスのクルマをリリースしていくきっかけとなったともいわれる、記念碑的な位置づけのクルマとされています。![]() |
| MINICHAMPS 1/43 BMW 700LS (Dealer Version) |
700LSは人気のあるモデルであるため、ミニカーでも通常品、特注品ともに多彩なカラーリングが揃っています。ミニチャンプスでは2ドアのセダン、クーペ、コンバーチブルをリリース。ディーラーバージョンの特注品も充実しているのが特徴です。
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