療養食・食事療法/その他の病気の療養食・食事療法

関節痛を改善する!6つの栄養アドバイス

多くの人が悩む関節痛。ひざ、指、首など色々な場所に症状が現れます。食事によって炎症をコントロールして、関節痛を緩和しましょう!

一政 晶子

執筆者:一政 晶子

管理栄養士・米国登録栄養士(RD) / 栄養管理・療養食ガイド

関節が痛いと日常生活にも支障が…。
関節の痛みをおこす病気のなかでも、変形性関節症はとても多くの人に多く見られます。この疾病は膝だけでなく、手の指、首、ひじ、股関節、肩、脊椎でも起こります。原因は遺伝、加齢、肥満、労働やスポーツによる関節への負担などがあるとされています。今回は、関節痛を改善するための栄養を紹介します。


関節痛を改善する!6つの栄養アドバイス


■過体重の人は減量を
まず過体重の人は、体重管理をしましょう。体重が減れば当然それだけ関節への負担が少なくなります。体重管理には栄養コントロール、エクササイズが欠かせません。専門家に相談して、関節に負担が掛からない自分に合ったエクササイズをみつけましょう。関節が痛いといって、動かないでいるのは逆効果なので注意しましょう。

■炎症を起こす油は避ける
炎症を起こす油として知られているトランス脂肪酸、紅花油やコーン油などのオメガ6脂肪酸を多く含む不飽和多価脂肪酸の油は避けるようにしましょう。トランス脂肪酸がどのような食品に含まれているかは、こちらを参考にしてください。

■グルコサミンとコンドロイチン
両方のサプリメントを使うことで、関節の痛みを緩和することができるといわれいます。米国国立代替医療センターが援助した、参加者1583人、24週間に渡るリサーチによると、薬ほどの効き目は無くても、一部の人が痛みを緩和することができたと報告されています。多くのリサーチが行われ、色々な結果や意見がみられるようでが、実際に試してみるのもよいと思います。

次のページでは、残りの3つの栄養アドバイスを紹介します。
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