暮らしのマナー/食事・テーブルマナー

レストラン基本マナー……入店から着席、食事中の心得

お食事シーンでは、いわゆるテーブルマナーだけが重要なのではありません。レストランでのお食事の際も、入店したその瞬間から、スタッフやお連れの方に観察されています。今回は入店から着席、お食事中の基本マナーを解説します。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド

レストランの基本マナーを紹介!

レストラン基本マナー

お食事シーンでは注意点が沢山! あなたはどこまで気遣っていますか?

お食事シーンでは、いわゆるテーブルマナーだけが重要なのではありません。レストランでのお食事の際も、あなたがドアを一歩入ったその瞬間から、スタッフやお連れの方に観察されています。単にテーブルマナーだけを意識するだけでなく、あなたが最も美しく魅力的に映る立ち居振る舞いをなさってみて下さい。
 
<目次>
 

レストラン入店時のマナー

お店の方に笑顔で接することで、あなたの緊張もほぐれ、お食事の時間を楽しめることでしょう。

席までは、お店の方が誘導してくれますので、女性が先に歩きます。もっとカジュアルでスタッフのご案内がないお店の場合は、男性が先に歩いて女性をエスコートするのが通常です。
 

レストラン着席時のマナー

女性は壁側のソファ席や、もし景色や夜景の美しい場所でしたら、良く見える側の席に座るのが基本となります。

椅子の前に進んだらテーブルの近くに立ちます。スタッフが押した椅子があなたの脚に触れたら、ゆっくりお掛け下さい。もし、あなたの立たれた位置がテーブルから離れてしまっていると、一度座った後に、さらにまた椅子を動かさなければならず、「慣れてない」マイナス印象となってしまいます。
 

美しい椅子の座り方と姿勢

あなたとテーブルの距離をチェック
いつでも、ちょうど良い位置に1回でピタッと座ることができる方は、「慣れている」という印象を与えてくれますね。テーブルとあなたの間に、握りこぶしが2つ程入るスペースが空くよう、何度も着席の練習をなさってみて。

あなたの背筋をチェック
背筋がスッと伸びた美しい座り姿は、それだけであなたの価値をアップさせてくれます。ねこ背の方や、常に背もたれに寄りかかる癖のある方は要注意です! オーダー時もお食事中も、そしてお食事の合間も、スッとした姿勢をキープして下さい。

あなたの脚をチェック
向かいに座っていらっしゃるお連れの方からは見えないと思って、脚への意識がおろそかになってはいませんか? 意外にも、周りのお客様やお店の方からは丸見えかもしれません。投げ出す、引っ込めすぎる、膝を離す、そして、脚を組む癖の方も、お食事中はNGです。きちんと揃えてお座り下さい。お行儀のよろしくない脚は、上半身の姿勢にも確実に影響してしまいますので気をつけて!

あなたの手をチェック
あなたの何気ない仕草が、お連れの方を始め、周りの全ての方を不快な思いにしてしまっているかも……。食事中も、お料理が来るまでの間も、頬杖や肘をつくのはNGです。
 

レストラン食事中のマナー

食事のスピードは、同席の方が召し上がるペースに合わせるのがマナーです。会話を楽しみながらゆっくり頂くのが理想ですね。

もしお料理を残す場合は、お皿の隅にまとめて下さい。また、お料理やドリンクをこぼしてしまった場合や、フォークやナイフを落としてしまった際には、慌てず速やかにお店の方に委ねましょう。

さらにお食事の合間でもご注意頂きたいのは、 頬杖や肘を付く、腕組みをする、頻繁に髪をかき上げること。 これらはマナー違反となりますのでご注意下さい。
 

料理のジャンル別マナーを心がけて

和食、フレンチ、イタリアン、チャイニーズ……etc. 頂き方のマナーはそれぞれですね。シチュエーションに合わせてマナーを確認してから出かけるのも、大切な礼儀です。

和食の食べ方マナー>>

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