食と健康/旬・季節の食事の食べ方・レシピ

心と体が温まる!白菜と大根の中華スープ煮

冷え性でなくても、寒い夜には寝つきが悪くなるもの。そんな時は、たっぷりに冬野菜と、血行を良くして脂肪を燃やしてくれる唐辛子が入った温かいスープをどうぞ。夜食にも良いですよ。

坪田 聡

執筆者:坪田 聡

医師 / 睡眠ガイド

白菜と大根の中華スープ煮・本文トップ
シンシンと寒い日は、これ食べて温まって眠りましょう!

冬野菜+カプサイシン効果で、体の芯までポッカポカ

冬野菜の代表格である 白菜 は、水分が多くて栄養が少なそうに見えますが、実はセロリより豊富なカルシウム、メロン並みのビタミンC、そして植物性タンパク質や鉄分、カリウム、ビタミンB2などが含まれます。

また、昔から咳止めやうがい薬、冷え性対策に使われきた 大根 には、でんぷんの消化酵素であるアミラーゼも多く含まれているので、お腹がもたれにくくなります。さらに、唐辛子の辛味成分の カプサイシン には、血行を良くして体脂肪を燃焼させ、肥満を防止する働きがあります。

今回の快眠料理では、冬野菜たっぷりのヘルシースープに、満腹感を誘う春雨を加えました。味付けは塩だけなのに、とても味わいのある、おいしい一品です。ちょっと小腹が空いた時のお夜食にも、うってつけです。

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