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グッスリ眠りたい時は、プチグレンのお風呂

プチグレンは、アロマテラピーの精油の中ではさほどメジャーではありませんが、快眠に導く力は医師の折り紙つきです。さらにお風呂のお湯に精油をたらすアロマバスなら、効果倍増です! 一度、お試しください。

坪田 聡

執筆者:坪田 聡

医師 / 睡眠ガイド

プチグレン
眠りが浅いときには、プチグレンがお勧めです
長い休みの後で通常の生活に戻ると、睡眠のリズムが狂ってしまい、グッスリ眠れないことがあります。快眠アロマ・シリーズ第2弾では、熟睡感を増すための精油 プチグレン を、ご紹介します。

【目次】
■ プチグレン豆知識 → P.1
アロマバスは芳香成分の吸収が効果的 → P.2


プチグレン豆知識

プチグレン=小さな種」と言う名前は、元々、ビターオレンジの熟する前の実から抽出していたことから付けられました。現在では主に、ビターオレンジの葉や若い小枝から、精油が採られています。また、このビターオレンジの花からはネロリが、実からはビターオレンジも抽出されています。

ビターオレンジの木は、学名を Citrus aurantium と言い、白く美しい花をつける、5mほどの高さの常緑樹です。原産地は中国ですが、今は、イタリアやスペイン、パラグアイが精油の主産地となっています。

有効成分としては、ラベンダーにも含まれる、酢酸リナリルやリナロールなどがあります。香りの系統は、すがすがしい木々の香りの樹木系の仲間です。

精油の主な作用は、落ち込んだ気持ちを和らげてくれたり、パニックになったときに落ち着かせてくれることです。ストレスなどで寝つきが悪くなったときや、眠りが浅くなって熟睡感がない時には、特に力を発揮してくれます。

また、ニキビやフケ、脂性肌には、キャリアオイルで希釈してのマッサージがお勧めです。


次のページでは、プチグレンを使った手軽なアロマテラピーの方法を、ご紹介します。

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