アメカジ

ガイド:小池 彰吾

アメリカンカルチャーを愛する『ライトニング』編集長がアメカジの魅力を伝授!

取材依頼 問合せ

 

掲載日: 2008年 03月 05日

’50年代を席巻したアメカジスタイル〜前編

'60年代の日本で流行したのは、'50年代のアメカジだった

1950年代のLee(左)とLevi's(右)の広告
1950年代のLee(左)とLevi's(右)の広告。写真が一般的ではなかった当時はほとんどがイラストレーションで構成されていた。アメカジ好きはこうした'50年代の空気を感じられるアイテムにも弱いのである
一般に「オールディーズ」の時代として親しまれている1960年代ですが、実はその頃に日本で流行したファッションのルーツが'50年代のアメリカにあったことはご存知でしょうか。現在と異なり、当時の日本には海外の流行が10年遅れでやってきていました。つまり、'60年代の日本には'50年代のアメリカ文化が強い影響を与えていたのです。

興味のある方ならご存知かもしれませんが、アメリカの'50年代といえばまさに“旧き良きアメリカ”を象徴する年代(このあたりの内容は以前の記事「アメリカの50年代はアメカジの原点」でより深く解説をしていますので、ぜひ併せてご覧ください)。

実用性や機能性だけを追い求める時代から、デザインやアート性といった生活をより豊かにする要素を求める傾向が強くなった時代です。リーバイス501XXやアロハシャツ、スーベニア・ジャケットなどの新しいファッションアイテムはもちろん、イームズデザインの家具やファイヤーキングのテーブルウェアなどこれまでにない感性によって作られたプロダクツが産声を上げた、アメリカの歴史のなかでも特筆すべき時代なのです。

その素晴らしき'50年代のファッションシーンを語るには、当時のアメリカを席巻していた「バイカーズ」「ウエスタン」「アイビー」「フィフティーズ」の4つのスタイルに触れないわけにはいきません。さっそく、それぞれの特徴を解説していきましょう。


次のページは、「バイカーズ」スタイルについて解説します。
ガイドメールマガジン
携帯電話のメールアドレスでは登録できません

掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。