医師 / メンタルヘルス ガイド 中嶋 泰憲
なかじま やすのり
慶応大学医学部卒業後、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。留学先でのカルチャーショックから、自身も精神的な辛さを感じたことを機に、現代人のメンタルヘルスの重要性を悟りました。精神病院の現場から、みなさまの毎日の心の健康管理にお役に立てるよう、メンタルヘルスに関する情報発信を行っていきます。
ガイド記事一覧
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【医師が解説】「集合体恐怖症」とは、小さな穴の集まりやブツブツしたものに、強い嫌悪感を抱く症状です。正式な病名ではないものの、以前ネット上で「蓮コラ」画像と呼ばれるものが流行した際に、鳥肌や寒気を感じた人も少なくないかもしれません。近年「トライポフォビア」とも呼ばれるこの恐怖症を詳しく解説します(※本文中の蓮の実画像はボカシがありませんので、苦手な方はご注意ください)。
掲載日:2024年01月17日メンタルヘルス -
【医師が解説】うつ病の人に言ってはいけない言葉があります。心の病気で気持ちが落ち込んでいるときは、言葉を過敏に受け取りやすく、思いやりの気持ちでかけた言葉が逆効果になってしまう場合もあります。うつ状態の人にかけるべきではない言葉を理解し、うつ病の人への接し方、心に響くかけるべき言葉を考えてみましょう。
掲載日:2023年12月11日うつ病 -
【医師が解説】ひどい嘘、頻繁な嘘など、自分の都合のいいように嘘をつく人は、その人の人格のせいではなく、心の病気の可能性もあります。一般的に「嘘つき」と思われるような行動が見られることがある「反社会性パーソナリティ障害」「虚偽性障害」などの心の病気について、わかりやすく解説します。
掲載日:2023年12月10日メンタルヘルス -
【医師が解説】皮膚をむしる癖である「皮膚むしり症」は精神医学的には強迫神経症の一種です。ニキビをつぶすような軽い行為から始まり、ひどい傷跡がつくほどエスカレートすることがあります。皮膚むしり行為の具体例、治し方・克服法、適切な治療の必要性について解説します。
掲載日:2023年12月09日メンタルヘルス -
怖い夢ばかり見る・悪夢・夢見が悪いときの対処法…ストレス・PTSD等
【医師が解説】怖い夢ばかり見る、悪夢を見る、夢見が悪い……怖い夢の原因には、日常的なストレスや、PTSD(心的外傷後ストレス)などが挙げられます。大人になってからも悪夢にうなされたり、頻繁に怖い夢を見たりする場合は、悪夢障害の可能性も。悪夢の原因と対処法、関連する精神状態、心の病気とケア方法・対策を知っておきましょう。
掲載日:2023年12月08日メンタルヘルス -
【医師が解説】希死念慮(きしねんりょ)や自殺願望などの死にたい気持ちには、どう対処すべきなのでしょうか。慢性的に死にたい気持ちが消えない状態は心の危機です。希死念慮と自殺願望の違い、気持ちの消し方、対処法、希死念慮の予防法・対処法について解説します。
掲載日:2023年12月08日メンタルヘルス -
【医師が解説】自分が自分ではないような感覚を覚えることは、時に誰にでもあります。しかしこの「離人感」が顕著になれば、精神医学的な「解離性障害」の可能性もあります。離人感に関連する心の病気と、離人症の原因として考えられる要因について、わかりやすく解説します。
掲載日:2023年12月08日メンタルヘルス -
「自己中」は性格ではなく、心の病気が原因のことも…自己中心性とADHD
【医師が解説】「人の気持ちがわからない」「自分のことしか考えないと言われる」。自己中心的な言動が大人になってからも目立つ場合、程度によってはADHDや自己愛性パーソナリティ障害などの心の病気が原因の可能性もあります。わかりやすく解説します。
掲載日:2023年11月20日メンタルヘルス -
子どものメンタルを強くする方法は?精神医学から考える子育て法
【医師が解説】子どものメンタルを強くする方法や、子どものメンタルが強くなる子育て法はあるのでしょうか? 成長後の心の健康にも影響する、小さな頃の要因も踏まえ、精神医学的な視点から考えてみましょう。
掲載日:2023年10月31日メンタルヘルス -
【医師が解説】アスペルガー症候群は、自閉症に類似性がある「広汎性発達障害」に含まれる疾患です。身近な子ども同士の付き合いが困難、興味が限定的、日常の行動がパターン化しやすいといった特徴的な症状があります。子どもだけの病気ではなく、大人になってから診断されるケースも。アスペルガー症候群の原因や、特徴的な症状について解説します。
掲載日:2023年09月29日発達障害