エネルギーの現状や“とっつきにくい”技術を、「文系」のココロでわかりやすく解説。
南山 武志 プロフィール
人の暮らしは「エネルギー」なしには成り立ちません。「エネルギー」は電気やガスなど、直接使うものばかりではありません。衣・食・住のすべては、エネルギーを使ってつくられています。
たとえば、日本の主食、お米。1kgの米が農家で栽培され、収穫されるまでに、原油に換算して0,35リットル分のエネルギーが消費されます。
農機具を動かすにも燃料が必要です。使われる肥料や農薬も、エネルギーをかけて製造されているのです。
なくてはならないものなのに、日常的にそれを意識するのは稀。そういう意味では、エネルギーは水や空気と同等の存在と言えるでしょう。水や空気との違いは、その大半を輸入に頼らなくてはならないということ。
エネルギーを使うことによって起こる問題——排出される二酸化炭素(CO2)などによる、「地球温暖化」をはじめとする環境問題——への対応も、避けがたい課題になっています。
そんなエネルギーのことを、あらためて考えてみませんか?私たちの暮らしに最も身近な電気を中心に、できるだけ分かりやすく語っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
1959年 長野県生まれ
1984年 早稲田大学法学部卒
大学卒業後、化学業界の業界紙記者、株式雑誌編集記者などを経て、2001年に独立。フリーランスのライターとなる。
論壇誌、女性誌、経済誌などのメディアを中心に、幅広い分野で執筆。
「文系」出身ながら、バイオテクノロジー、ナノテクといった産業技術関連の執筆依頼も多く、“とっつきにくい”技術を、「文系」のココロで語ることをモットーにしている。
エネルギー分野に関しては、雑誌の連載企画を担当したことをきっかけに造詣を深める。大規模風力発電施設や原子力発電所をはじめ、現場での取材経験も豊富。