金の価値は変わらなくても、価格は常に変動します。儲けるためには、安い時の購入が基本。価格が高い今、急いで買う必要はないでしょう。それでも金を買いたいなら、少額から始められる積立投資が良いでしょう。手数料は割高ですが、安い時にたくさん購入できるドルコスト平均法のメリットを活かせます。

価格の高騰が続いている純金の需要ですが、国際調査機関などが19日に発表した1月~9月世界需給統計によると1996年の調査開始以来初めて、純金の投資需要が宝飾品のそれを上回ったとのことです。無価値にならない資産として非常に今注目を集めている純金、今は果たして買いどきなのでしょうか? また、純金の価格高騰はドル安につながるとも言われていますが、そのあたりはどう考えたらいいのでしょう? All Aboutマネーガイドたちに解説、コメントしてもらいました。
金の価値は変わらなくても、価格は常に変動します。儲けるためには、安い時の購入が基本。価格が高い今、急いで買う必要はないでしょう。それでも金を買いたいなら、少額から始められる積立投資が良いでしょう。手数料は割高ですが、安い時にたくさん購入できるドルコスト平均法のメリットを活かせます。
ガイド:横山 利香
アメリカも日本も株価がさえないため、投資家のリスクマネーがコモディティ(商品)に向かっています。しかし、急激に上昇するものは、下落もまた急です。それに、世の中で騒がれるともう遅いのが常ですから、一度調整が入るのを待つという考え方もあります。
ガイド:午堂 登紀雄
金投資がひそかに注目されていますが、はやりコツコツ積み立てるのがリスク管理という点でもメリットがありそうです。価格が「高い」「安い」というのは、今の時点での判断なので、これからどう動くかわかりません。であれば、ドルコスト平均が使える毎月の積立がオススメです。ネット証券で買うことができるETFを使ったり、場合によっては金貨を買うという方法もありだと思いますね。
ガイド:川崎 さちえ
金の需給は今非常に引き締まっています。ペーパーマネーに対する不信感が根底にあります。ドルや国債に対する信用不安が実物資産の象徴である金への投資に向かわせております。 中国やインドなど新興諸国の動向によっては2010年は想像を超える金価格の高騰がありえると思っています。実際、インド中央銀行は11月に金を買い増ししました。外貨準備高、米国国債保有高世界トップの中国の中央銀行の動向が鍵を握りそうです。
ガイド:藤村 哲也
金は債券のように金利がついたり、株式のように配当金がつくこともありませんが、世界で政治的・経済的な混乱が起きると、信用リスクのない資産として買われる傾向があります。つまり、債券や株式が下がったときのリスクヘッジになるということ。金は中長期的には先高観が強いそうですが、金で儲けるというより、リスクヘッジとしての資産分散先の1つに位置づけて購入を考えてみては?
ガイド:小川 千尋
金に限らず人気が過熱しているモノに対する投資はしないのが鉄則です。投資の極意は安く買って高く売るにあると思います。金への投資はまだ利益を生むかもしれませんが、一番良い投資タイミングはもう過ぎていると考えてよいでしょう。
ガイド:西村 剛