タイ政治情勢が迷走する真の理由1
 |
| 空港が閉鎖!?緊急事態を迎えるタイはどうなっている!?(※写真はイメージです) |
新バンコク国際空港とドンムアン空港が反政府市民団体に占拠され、周辺地域に一時的な非常事態宣言が発令!政権混迷の続くタイで、いったい何が起こっているのでしょうか? タイ株はチャンス?それとも・・・。そこで今回は、「タイ不動産」のあらゆる面を解説した、日本初の本格的なマニュアル本、
タイ不動産投資完全マニュアルをはじめタイに関する多くの著書を出し、
タイ株「アジア株」海外投資ロングスティを運営されている、阿部俊之さんに、現在のタイ情勢についてお伺いしてきました!<以下インタビューから>
まず、現在の政治情勢を説明するためにはタクシン政権をご紹介しなくてはなりません(それ以前のタイの歴史については下記をごらんください)
タイ政治のこれまで1 タイ政治のこれまで2 近年のタイ経済を大きく成長させた政治家、タクシン氏(タイ愛国党)。
1998年に設立したタイ愛国党(タイラックタイ)は2001年の総選挙、2005年総選挙、2006年総選挙で圧勝。そして首相へのぼりつめ、タクシンの個人的な人気に火が付くことになります。
タクシン氏はビジネス界から政治家へ転身した新しいタイプの政治家で、その特徴は積極的な経済政策ということができるでしょう。また、現実的な政策を掲げて地方のシステム改革や貧困層に対する支援策を実施したため、地方、貧困層に強固な地盤を持っています。
※地方制度改革とは30バーツ医療制度、村落基金、村落銀行の設立、貧しい農家への債務モラトリアム、低利融資政策の実施、かいがい事業など。
一番重要なのはタイ愛国党が、問題の最優先としてタイ国内貧困者重視の政策を置き、公約を守った初の政党であることです。それまでの軍部や貴族エリートによる貴族政治では貧困層へ救済措置的な政策は実施できませんでした。そのため約束を守った政党=タクシン氏への支持基盤は、金権政治とのかみ合いもあり強固なものとなったのです。
→次のページではさらに真相に迫ります!今回の記事は是非とも最後まで読み切ってください!!