投資信託/投資信託(ファンド)の選び方

ファンドのタイプと選ぶポイント

数多くある投資信託から、いったいどれを選んだらいいのかと迷ってしまってはいないでしょうか。そこで、投資信託の種類について紹介します。大きく分けると、「国内株タイプ」「国内債券タイプ」「外国株タイプ」「外国債券タイプ」「バランス型」「その他」と6つのタイプがあります。

西山 美紀

執筆者:西山 美紀

貯蓄ガイド

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どの投信を買ったらいいかわからない人はチェックを

たくさんあるファンド、どれを選ぶ?

たくさんあるファンド、どれを選ぶ?

投資信託を買ってみたいけれど、いったいどれが自分に合っているんだろうと、わからなくなってしまうもの。投資信託には、投資対象別にさまざまな種類がありますし、運用スタイル、リスクの度合いなどによっても1本1本異なります。

そこで今回は、自分にあった投資対象を見つけてみましょう。投資信託の種類6つのうち、自分がどのタイプが向いているのかを簡易診断するため、次の質問に答えていってみてください。

質問1)値動きが大きい投資信託で、一時的にでも値下がりするのはイヤだ、怖い。

→YES ・・・おすすめは「国内債券タイプ」。比較的安全性の高い債券が中心なので、値下がりの危険性は多少抑えられています。
→NO・・・質問2へ

質問2)株に興味がある、株に投資してみたい

→YES・・・質問3へ
→NO・・・質問5へ

質問3)株に興味はあるけれど、値動きが激しいのは怖い

→YES・・・おすすめは「バランス型」。株式や債券を中心に幅広く分散投資するタイプで、リスクが抑えられます。
→NO・・・質問4へ

質問4)日本株を持っている

→YES・・・おすすめは「外国株タイプ」。すでに持っている日本株以外に、外国株を買うことで、リスク分散を狙えます。
→NO・・・おすすめは「国内株タイプ」。日本国内の株式に投資するタイプの投資信託です。銘柄が1つだけでないため、株式そのものと比べて分散効果が高くなります。

質問5)外貨預金や外貨MMFなどを持っている

→YES・・・おすすめは「その他」のタイプ。REITやコモディティ(金や原油などの商品)に投資する投資信託です。株式や債券と値動きが異なることが多いため、分散効果が狙えます。
→NO・・・おすすめは「外国債券タイプ」。安全性の高い債券(高格付け債)や安全性が低いけれど利回りが高い債券(ハイイールド債)などがあります。

いかがでしたでしょうか。6つのタイプのうちの1つに決まれば、だいぶ絞られてきたはずです。ただし、投資信託は値下がりの可能性もあるリスク商品です。購入する場合は、必ず余裕資金で、そして少額ずつ投資することを忘れないようにしましょう。

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