個人年金/個人年金関連情報

個人年金保険を申し込む前にしたいこととは?

個人年金保険を申し込む前に、老後資金の収支をシミュレーションしてみましょう。老後の収入は公的年金、退職金、貯蓄残高、満期保険金などの一時金です。支出は夫婦の基本生活費とリフォームやレジャーなどの臨時的な出費です。収支を見積もってから、個人年金保険の利用を考えましょう。

執筆者:小川 千尋

  • Comment Page Icon

老後資金をシミュレーションしてみる

人生が長くなっているので老後資金はしっかり作らないと。

人生が長くなっているので老後資金はしっかり作らないと。

個人年金保険を申し込む前に、老後資金の収支をシミュレーションしてみましょう。

老後の収入は、公的年金(何歳からいくら受け取れるか)、退職金(予想額でも可)、退職時の貯蓄残高(または予想額)、満期保険金など。

支出は、生活費(夫婦でとりあえず95歳までの基本生活費)、リフォーム、レジャー、子どもへの資金援助(結婚や住宅取得)、車の買い替え、介護費用など。

この収支を時系列で見積もり、まとまったお金(貯蓄、退職金、満期保険金など)はいつまで据え置けるか、個人年金保険にいくら加入していいかを考えます。このとき、個人年金保険が自分の老後資金準備のニーズに合うかも検討しましょう。

商品情報を集める

個人年金保険には、いろいろな種類があるので、複数商品を比較検討することが大切です。そのためには、まず、商品情報を集めることから着手します。その方法には、次のようなものがあります。
  • インターネットや雑誌などの媒体を通して資料請求する。
  • 保険会社に資料請求する(電話、インターネット、保険会社の窓口、来店型の保険代理店や保険ショップに足を運ぶなど)。
  • 営業職員や窓口で相談する(銀行や証券会社などの保険会社以外の金融機関でも個人年金保険を扱っている)。

個人年金保険には、外貨建てや変額型など、しくみが複雑なものもあります。媒体を利用して資料を集めても、加入前に、担当者によく話を聞くことが大切です。そして、よく理解し、納得してから契約することも。

なお、低金利の今は、日本円で運用する個人年金保険は有利な金融商品とは言えないことを承知して利用してください。
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/4/30まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます