電子マネー/電子マネーの選び方

タッチで簡単「ICOCA」と「PiTaPa」!!

関西で発行されているIC乗車券には「ICOCA」と「PiTaPa」があります。Suicaと同様にタッチするだけで改札を通ることができます。急速にエリアを広げる二つのカードの可能性を探ります。

この記事の担当ガイド

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

電車に乗っても買い物しても便利な「ICOCA」!!

「ICOCA」はJR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)が発行する前払い方式のカードです。「Suica」とほとんど同じ仕組みで交通乗車と電子マネー機能がついています。
カードは「ICOCA」「ICOCA定期券」「こどもICOCA」「こどもICOCA定期券」の4種類。「ICOCA」はJスルーカード(磁気方式カード)にICカードの機能をプラスしたもの。「ICOCA定期券」はJスルーカードに定期券機能を併せたものです。
現在はJR西日本のクレジットカード「J-WESTカード」に「ICOCA」の電子マネー機能や定期券が加わった「SMART ICOCA」「SMART ICOCA定期券」が登場して利便性があがっています(首都圏でいえば「Suica」とJR東日本のビューカードが合体したビュースイカカードと同じ位置づけです)。

相互利用でエリアは西に東に拡大中!!

電車
ICカードが電車と駅の光景を変えてしまう!
相互利用は着実に進んでいます。すでに2004年8月からJR東日本とは相互利用になっていますから、「ICOCA」の利用範囲は関西圏だけでなく、首都圏エリア、仙台エリア、新潟エリアまで拡大しています。また「PiTaPa」との相互利用も進みスルッとKANSAIの私鉄、バスでの利用もできるようになりました。
さらに、電子マネーでのショッピングも駅構内のコンビ二「ハート・イン」「デイリー・イン」で利用できるようになりました。加盟店はこれからどんどん増えていくでしょうから楽しみです。

「ICOCA」のユニークな機能としては、カードの残高が1000円以下になった場合、または、「ICOCA定期券」の定期券有効期間が残り14日以下になった場合、改札機にタッチしたときに、通常の案内音とは違う音で知らせてくれることです。これによって、チャージをし忘れることや、定期券の期限切れを未然に防ぐことができます(こうした機能はぜひ「Suica」にも搭載してほしいものです)。

「PiTaPa」はポストペイ方式のIC乗車券!!

一方「PiTaPa」は関西を中心に岡山、静岡地区の私鉄、バス51社局が共同で設立したスルッとKANSAIによって運営・管理されています。カードは「PiTaPaカード」、家族カード、提携カードの三種類があります。
「PiTaPa」の特色は事前に簡単な審査があり、それにパスした人だけが持てるということです。審査といっても簡単なもので、九割以上の人がパスするといいますから、それほど心配することはありません。そして、支払いがポストペイ(後払い)式で利用代金は一カ月後にまとめて口座振替になることです。そのため、「ICOCA」や「Suica」のように事前にチャージする煩わしさはありません。

トラブル防止にはポストペイ方式が一番なのか?

ポストペイになったのは関西の風土が強く影響しているといいます。前払い方式の場合、乗車料金が不足になって改札内で立ち往生ということも起こり得ます。そうなるとトラブルの発生が心配です。とくに関西人は自己主張が強いですから騒ぎが大きくなるかもしれません(私も関西にいたことがありますからよく分かります)。それを防ぐために後払い方式が採用されたというのです。「一カ月後の口座振替なら改札内でのトラブルが防げるから」というのが理由と聞きました。関東ならこんな心配はしなくていいのですが・・・、東西の気質の違いが支払方式にもでているのですね。

更新日:2006年02月23日

あわせて読みたい

    この記事を読んで良かったですか?

    良かった

    0

    この記事を共有する