クレジットカード関連情報
更新日:2008年12月25日
景気の後退に伴って、生活防衛に走る人たちが増えています。日経新聞の調査によると、最も効果のあがる方法は、「クレジットカード払いを増やしポイントを活用する」ことといいます。その利点を探ります。
株価が落ちるとクレジットカードに関心が向く?
以前から株価が落ちて株の雑誌が売れなくなると、クレジットカードの雑誌がよく売れると、いわれていましたが、そのジンクスはやはり正しかったようです。
12月20日付の日本経済新聞によれば、同社が11月に実施した「日経生活モニター」調査で、この一年間で最も効果のあった生活防衛術として、「クレジットカード払いを増やし、ポイントを活用する」をあげた人が一番多かったといいます。日用品をカード払いにして、できるだけ多くのポイントを獲得して、それを生活の足しにしているというのです。不況が深刻化する中で、藁をもつかむ思いで、みながカードを使った節約術に向かっている姿が浮き彫りになりました。
読者の声でランキングを発表!
「日経生活モニター」というのは、日経新聞の読者によるモニター制度で、家計や世相について読者の生の声を紙面に反映するものです。今回の調査は、「効果があった生活防衛術は何か」をインターネットで聞き、その技をランキングで発表しました。対象者のうち、有効回答数は約2100でした。
ランキング第一位は「クレジットカード払いを増やし、ポイントを活用する」で、これが835点、二位は「電源をこまめに切り、電気代を節約」755点、三位が「図書館を使い、書籍代を抑える」729点でした。
以下、四位「外食を控え、自炊の割合を増やす」564点、五位「風呂の残り湯を洗濯や植物の水やりに使う」519点、六位「家計簿をつけ収支額を意識する」465点、七位「水筒を持ち歩き、飲料代を節約」453点、八位「室内でも厚着をして暖房費を抑える」446点、九位「ゆっくり発進などエコドライブを心がける」424点、十位「金券ショップで図書カードや商品券などを安く購入」390点となりました(複数回答)。
スーパーも割引、ポイントでクレジットカード・電子マネーの利用を支援!
ちなみに十一位に「買い物は安売り時のまとめ買いを心がける」356点が入りましたが、これなども一位の「クレジットカード払いを増やし、ポイントを活用する」に入れてもいいぐらいです。実際、イオングループでは、これまで電子マネーWAONを使った2倍ポイントデーを毎月10日に開催していましたが、これを毎月5日、15日、25日の三日間に拡大しました。これでクレジット機能のあるイオンカードの特典を合わせると、5日、15日、20日(お客様感謝デー)、25日、30日(お客様感謝デー)の5日間で何らかのサービスを実施していることになります。こうした動きは消費者のニーズの高まりに答えたものといえます。
ポイントの人気は「お得」がはっきり見えるから!
それにしても、疑問なのは、生活防衛術の中で、何故「クレジットカードでのポイント活用」が飛び抜けて支持を得たかという点です。これについて、調査では、「利用金額に応じてポイントが貯まり、商品券などに交換できるために、いくら交換したかが具体的に分かるから」と分析しています。先の見えない不況の中で、節約の成果がきちんと分かるクレジットカードを使ったポイント活用に多くの人の関心が集まったということなのでしょう。もう闇雲な節約=丼勘定では駄目だということです。努力の度合が目に見えないと嫌ということなのです。
さらに、クレジットカードの場合は、たとえば、公共料金の支払いなど、黙っていても出て行くお金をカード払いに換えるだけでポイントが貯まっていきます。このお得感が人気になっていると思われます。その意味でも今後ますますクレジットカードが生活防衛術の中心に座り、その切り札となっていくことは間違いなさそうです。