文章:松本 進午(All About「自動車保険」旧ガイド)
目の前をノロノロ走る車に「イラッ」ときたこと、ありませんか?こんなとき、急いでいるからといってむやみに車間を詰めると・・・
今回は「あおり」運転による事故についてのお話です。(前回の記事は
コチラ)
もはや「事故」とは呼べません
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| 常軌を逸した行為の果てにもたらされた結果は、取り返しのつかないものでした。 |
ちょっと気になるニュースを目にしました。ある交通事故に関するものだったのですが、起訴事実を見る限りにおいて、それはもはや「事故」とは呼べないような内容でした。
今年の1月に起こったその事故では、被害にあった軽自動車がガードレールに衝突して、運転していた20代の女性が死亡、同乗者も重症を負ったのですが、直接の原因はハンドル操作の誤りとされていました。
しかし、ニュースで紹介されていた検察の起訴状によれば、運転者の女性にハンドル操作を誤らせる原因となった被疑者(加害車両の運転者)の行為は、常軌を逸したものでした。
時速100キロでの「あおり」行為
被疑者の運転する車両は、時速約100kmで2.6kmもの距離にわたって被害車両を追いかけまわし、その間ライトの点滅(パッシングですね)やクラクションに加え、「幅寄せ」をするなどして、プレッシャーを与え続けたそうです。
現場となったのは地方の幹線道路で、確かに事故のあった深夜の時間帯には全般的に車の流れが速くなっています。しかしながら、一般の国道で時速100kmというのは明らかに異常です。この行為によってどのような結果がもたらされるかについて、想像がつかなかったとは到底考えられません。