文章:大寺 由紀子(All About「銀行サービス」旧ガイド)
銀行のキャンペーンに必ずといっていいほど登場する外貨預金。ここまで大々的に宣伝されると、外貨預金をはじめないと世の中から取り残されていくのでは?と思ってしまいますね。しかし、外貨預金は立派なリスク商品。闇雲にはじめればいいというものではありません。
特に、外貨預金は金利の高さが魅力的!と思い込んでいらっしゃる方、要注意です。今回のガイド記事では、外貨預金をはじめる際の注意事項を挙げてみました。
●高金利キャンペーンにまどわされさない銀行によっては、キャンペーン特別金利として、年10%や年12%というとんでもない高金利の外貨預金を取り扱っているところもあります。しかし、この数字にだまされてはいけません。このような高金利外貨預金は、通常、期間1ヶ月足らずの期間限定商品です。キャンペーン期間終了後は、通常金利に戻ってしまいますので、結局、年利に換算するとたいした金利ではないはず…。
●金利よりも為替の動きに注意キャンペーン金利が、実際のところ広告でうたっているほどの高金利ではないとしても、外貨預金の金利は、超低金利の円預金金利に比べると高いのは事実です。しかし、外貨投資における最も重要なファクターは、金利ではなく為替の動きであることをお忘れなく。多少の高金利も、あくまでも外貨ベースでのこと。為替が1円動いただけで、そのような外貨ベースでの高金利は、為替差損という形で消え去ってしまいます。したがって、外貨投資では、タイミングよく売買することが最も大切だと私は考えています。金利の高い低いにこだわらず、売買の自由度の高い商品を選んでみてはいかがでしょうか。
●定期預金よりも普通預金売買の自由度の高い商品というと、定期預金よりも普通預金。かなりの長期投資をお考えの場合は、外貨を増やすという意味で、もちろん定期預金の方が有利ですが、短期売買で為替差益を狙う場合は、普通預金の方が外貨を売買しやすく便利です。
定期預金では、為替差益狙いのタイミングの良い売買ができないばかりか、為替差損もみすみす眺めているという事態になりかねません。投資結果は運任せと言ったところでしょうか。
日々の為替の動きを追うのは面倒だから…と定期預金に預け入れることをお考えの場合は、為替予約ができる商品を選びましょう。定期預金に預けた後は満期までほっておく…というスタンスではなく、為替の動きには常に注意を払い、たとえ定期預金であっても売買のタイミングを図ることが大切です。
各行の外貨預金の
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