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| 安全でも面倒… |
普通に銀行を使っているだけでも十分巻き込まれてしまうほど、銀行サイドは安全性の向上に神経質になっています。それほど、あの手この手の脅威が多くなっている証拠。
安全と引き換えに…
一時期話題になったスキミングによる偽造キャッシュカード対策として、各行では、より偽造が困難とされるICキャッシュカードや生体認証の導入を急いでいます。皆さんも、銀行窓口や銀行からの情報メールでカードの切替を勧められたことはありませんか?
確かに、ICキャッシュカードや生体認証は、安全性はアップしますが、生体情報の登録等に窓口に出向かなくてはいけませんし、ATM自体のICカード・生体認証対応がまだ限定的なため、安全性を得る代償として、ATM利用という最も身近な銀行サービスの利便性が一気に下がってしまうという弊害も。
ただ、安全性が高いカードなだけに、各行が競って限度額を下げた「ATM引き出し限度額」や「振込限度額」が当該カードでは高めに設定されており、別の意味での便利さは付随してきますが。
ネット取引も危険がいっぱい
スキミング同様、大きく取り上げられたネットバンキングにおける口座の不正操作。ネットバンキングはパソコンさえあれば、銀行に出向くことなく、また銀行の営業時間よりはるかに融通が利く時間帯に各種取引が可能なため、急速に私たちの生活に浸透しました。
ただ、パソコンやネットの知識は、急速に浸透しただけに、人によって千差万別。誰でも使えるほど表面的には簡単になりつつも、奥が深すぎて細かいところまで分かって使っている方とそうでない方の差はかなり大きいように感じられます。
手口が巧妙な場合も多々ありますが、そんなことにひっかかるの?というレベルの話もよく耳にします。あまりにも基本的なことですが、
●心当たりのないメールの添付ファイルを開いたり、リンクをクリックしたりしない
●不審なWebサイトへのアクセス、フリーソフトのインストールは避ける
●セキュリティー対策ソフト等を利用し、ソフトのアップデートもこまめに行う
●パスワードを定期的に変更する
この程度のレベルはネット取引を行う上ではクリアしておきましょう。これを面倒と言ってしまっては、被害にあっても申し開きができないかも?さらに、
●口座に入金・出金・自動引落等があった場合、取引内容をメールで通知するサービスを利用
●振込限度額を設定できる場合は、必要以上に高額な金額を設定しておかない。
等の対策も。最近では、ワンタイムパスワードを導入する銀行や、サイト上でのパスワード入力にソフトキーボードを利用する銀行が増えています。以前に比べて、ログインまでのプロセスが面倒になっているのは事実ですね。
ログイン後も、取引のためのパスワードや確認番号の入力がいたるところで必要だったり、パスワードを何度か間違えるとあっという間にロックされたりと、パソコン初心者にとっては特に厳しい環境に。パソコン初心者ほどネット犯罪の標的になりやすいので、初心者の方ほど、利便性と引き換えに安全性を得ていると言えないこともないのですが。
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