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| お支払いはキャッシュレス、カードレス |
電子マネーについては、「イトーヨーカ堂」や「セブン-イレブン」を傘下に持つセブン&アイ・ホールディングスが、オリジナル電子マネー「nanaco(ナナコ)」を2007年春より発行予定とのこと。更に規格が増えることに…。
しかし、この規格争いにメドをつけ、普及に弾みがつきそうな朗報が!
どこでも利用できる!がやはり理想
形や使い方が違うとは言え、やはりお金はお金。モノを買う時に、常に「お金」として機能しないことには意味がありません。新ツールが普及段階の現在は、現金とクレジットカードを十二分に持った上で、デビットカードを兼ねたキャッシュカードをお財布に入れ、使えるかも?しれない電子マネーをいちおうチャージし、たまたま端末を見つけたときに興味レベルで利用するために携帯クレジットの利用登録を済ませておくといった具合。
ようするに、純粋な意味でのキャッシュレスやカードレスには程遠いといった状況です。クレジットカード1枚と電子マネー&クレジット内蔵の携帯1台で事足りる日が最終的なゴールとすれば、あまりにもかけ離れたお財布の中身。大きな買い物はクレジットカードを利用するとしても、1,000円レベルの小額決済は、電子マネーが使えないことを見越して現金頼み。携帯クレジット端末などまだ見かける方がめずらしい今日、決済目的で携帯を持ち歩くほど携帯自体がお財布化しているとも言えません。
端末共通化へ
この普及後の便利さへの期待は大きいわりには利便性がついてこないという状況は、各電子マネー・携帯クレジットごとに、端末が異なり互換性がないことが大きな原因。航空会社ごとに利用できる空港が違うような効率の悪さ。
各種決済サービスを導入したいお店は、各サービスに対応した端末をそれぞれ揃えなければならず、導入コストがかさむうえに、レジに何台も端末を並べなければならないというスペース的な問題も…。ゆえに、各店で利用できる決済サービスは極めて限定的。全サービスの端末が並んでいるレジになどお目にかかったことがないかも?
どこのお店でどの決済サービスが利用できるのか把握するのも、利用者としては一苦労。お買い物をするほうも、してもらうほうも、なんとかこの状況を打破してもらわないと、と問題点が浮き彫りになる新決済ツールの普及過程に、普及を促進したい運営サイドから朗報が。
まずは、JR東日本(「Suica」)とNTTドコモ(「iD」)が店頭での共同端末の導入に合意し、その共同端末をJCB(「QUICpay」)とビットワレット(「Edy」)が利用する旨の合意に至ったとのことです。UFJニコス(「Smartplus」)にも共通端末への参加を打診中の模様。新決済サービスの端末共通化が実現・本格化すれば、電子マネー・携帯クレジットの普及に一気に弾みがつきますね。
オリジナル電子マネーを導入予定のセブン&アイ・ホールディングスも、複数の電子マネー・携帯クレジットを取扱うことができるマルチリーダ/ライター搭載の新型POSを各店舗に設置する旨を発表しており、新決済サービスの普及もやっと本格化の様相を呈しています。
今後、各陣営とも、端末拡大合戦に費やしていた労力をサービス自体の質的向上に注ぐことができるはず?軽い(経済的にではなく物理的に)お財布を目指して、新決済サービスの普及を待つばかりです。