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銀行の教育ローンお得に使いこなす方法は?

いよいよ受験シーズン本番です。同時に、受験生のいらっしゃる家庭では、合格後の学費を準備をする時期でもあります。事前に準備ができなかった時に使える、銀行の教育ローンをご紹介します。

坂本 綾子

執筆者:坂本 綾子

預金・貯金ガイド

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銀行の教育ローン

奨学金や教育ローンの利用は子どもと一緒に考えたい。

義務教育を終えた後、高校までの進学は当たり前の時代。平成22年度より公立高校の授業料が無償化されましたが、私立高校の場合は授業料と支援金との差額は各家庭の負担です。

さらに専門学校や大学に進学すると、年間数十万円以上の費用がかかります。事前に準備できなかったとき、支えてくれるのが奨学金や教育ローン。ではこの奨学金や教育ローンを賢く選ぶ方法は?

奨学金、国の教育ローン、銀行の教育ローンの順に検討

利子の負担が、なるべく少なくすむように、次の順番で検討することをおすすめします。

  1. 奨学金 …… 返済の必要がない給付の奨学金と、返済の必要がある貸与の奨学金があります。貸与=借りる場合も金利が低いのが特徴。各大学、自治体、企業や団体、日本学生支援機構などで取り扱っています。高等専門学校、専修学校、大学、大学院の費用に。
  2. 国の教育ローン …… 日本政策金融公庫で取り扱っています。金利が低いのがメリット。ただし利用できるのは年収が一定以下の人という制限があります。高校、専修・専門学校、予備校、各種学校、大学、大学院の費用に。外国の学校(6カ月以上の留学)も対象です。
  3. 銀行など民間金融機関の教育ローン …… 奨学金や国の教育ローンに比べると条件がゆるやかな反面、金利や特徴が金融機関ごとに違うので、よく調べて利用する必要があります。
※奨学金や国の教育ローンについては、奨学金と教育ローンの基礎知識「国の教育ローン」を知ろうも参考にしてみて下さい。

銀行などの教育ローンについては、奨学金や国の教育ローンが利用できないときに検討しましょう。次ページで都市銀行の教育ローンの金利や特徴を紹介します。
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