お金を普通預金に入れっぱなしの人はいませんか? 貯めたいお金、まとまったお金は、定期預金にする方が有利です。定期預金は銀行の代表的な商品。貯めたい人なら知っておきたい定期預金の基本をご紹介します。
普通預金より金利が高い定期預金
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| 期間を約束して預けると金利が高くなる。 |
「銀行にお金を預ける」といいますが、これは銀行にお金を貸しているのと同じこと。
「とりあえず貸してあげるけど、使いたくなったらすぐに返してね」というのが普通預金です。いつでも出し入れできます。
これに対し、「1年くらいは使う予定がないから、1年間貸してあげる、1年後に返してね」と、期間を決めて貸すのが定期預金です。約束したんだから、約束の日までは返してもらえません。いったん定期預金にしたお金は、約束の日=満期までおろせません。
どちらの場合も、お金を貸してもらったお礼として、銀行は借りたお金より少し多めに(この多い部分が利子です)返してくれます。
逆の立場、お金を借りる側(=銀行)になって考えてみましょう。
相手に「返して」といわれたとき、すぐに返さなきゃいけないお金(普通預金)は、安心して使えませんね。
「1年後」と約束したお金(定期預金)は、借りている間は、別の人に貸すとか株を買うなど自由に使えます。
使いやすい分、お礼をたくさんあげたくなりませんか? 決まった期間、預ける代わりに、普通預金よりもお礼(=利子)をたくさんもらえるのが定期預金なのです。
現在は低金利なので、定期預金にしてもたいして利子はもらえないという人もいますが、それでもけっこうな差があります。
100万円預けたとき、普通預金と定期預金の利子の差は?
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| 預金金利は2009年1月30日現在。普通預金、定期預金の金利は三菱東京UFJ銀行。利子にかかる20%の税金は差し引かず。 |
インターネットで預け入れる定期預金をネット定期と呼び、経費が少なくてすむ分、銀行はさらに金利を高くしています。
同じ100万円を1年間預けたとき、普通預金と定期預金の利子の差は2,100円、ネット定期との差は7,600円になります。今は低金利ですが、今後、金利が高くなれば、普通預金と定期預金の利子の差はさらに大きくなるでしょう。
貯めたいお金は定期預金、が家計管理の基本
銀行にお金を預けることは、貸すと同時に保管してもらうことでもあります。日本では今、銀行に預けてもたいした利子がつかないと、家庭のタンス預金に20兆円以上のお金が眠っているといわれていますが、盗まれたり、火事で燃えて無くしても、誰も補償してはくれません。定期預金は、銀行が倒産しても1,000万円までなら利子も含めて保護されます(戻ってきます)。
もうひとつ、家計管理の上では、貯めたいお金を定期預金にしておくことで、生活費として使う普通預金と区別できるメリットがあります。満期以外は原則、解約できないので手をつけにくくお金がちゃんと残ります。
次ページで定期預金の仕組みを、さらに詳しく説明します。