定期預金・ネット定期の活用術

更新日:2009年02月11日

定期預金のお得で賢い使いこなし方

銀行の定期預金には、いくつかの種類があります。また同じ種類の定期預金でも、いろいろな預入期間から選ぶことができます。定期預金の賢い選び方と、お得な使いこなし方法を、ご紹介します。

一定額の定期預金をメインバンクの総合口座にセットしておこう

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金利の動きを定期的にチェックしよう。
手持ちの通帳を見てください。総合口座通帳と書いてありませんか? 普通預金に加えて定期預金なども預けられるのが総合口座です。

総合口座の定期預金にお金を預けて自動継続にしておけば、普通預金の残高が足りないときは、自動的に定期預金から借りる形でお金を引き出したり、引き落とすことができます。借り入れの限度額は定期預金の9割(最高で200万円)まで、借り入れ利子は預金金利+0.5%という低利です。

例えば定期預金に50万円預けてあれば、45万円まではキャッシュカードで普通預金を通して引き出すことができるわけです。引き落とし用のお金が足りない、急にお金が必要になったというとき、定期預金を解約したり、ましてや金利の高いキャッシングやカードローンなどに手を出さずにすみます。借入額は通帳に赤字で示されるので、早く返そうというプレッシャーにもなります。普通預金に入金すれば、自動的に返済したことに。翌月以降のお給料やボーナスを利用して早めに返しましょう。

毎月お給料が振り込まれ、クレジットカードの引き落としなどがあるメインバンクは、総合口座にして、一定額の定期預金を預けておくことをおすすめします。

解約は、預け続けることが不利なものから

いよいよ預けていた定期預金を引き出して使おうというとき、複数の定期預金をもっていたら、どれから使いますか? これは子どもの教育費、こっちは車の買い替え用、将来の老後資金などと、目的別に分けて預けている家庭も多いかと思います。いったん、その目的を忘れて、運用として有利か不利かで手持ちの定期預金をチェックしてみましょう。

預けたときよりも、世の中の金利が上がってきているなら、長期の固定金利の定期預金は不利になっています。一方、1年程度の短期で自動継続にした定期預金は、今のほうが金利があがって有利になっているはずです。これからも金利が上がりそうなら(景気がいいなら)、長期の定期預金を解約するのがいいでしょう。

預けたときよりも、世の中の金利が下がっているなら、長期の固定金利の定期預金は有利になっているはずですから、満期まで続けます。短期のものを解約しましょう。

預ける前に一部解約できるかどうかを確認しよう

100万円の定期預金をもっているけど、使うのは20万円という場合もありそうです。スーパー定期には、一部解約ができるものがあります。残りはそのまま最初に約束した金利で満期まで継続されます。預ける前に、一部解約ができるかどうかを確認しておきましょう。もし一部解約ができない場合は、100万円預けるなら20万円5口とか50万円2口などと口数を分けておけば、解約のときに便利です。ちなみに、ゆうちょ銀行の定期貯金は一部解約ができません。

今回は、都市銀行や地方銀行のスーパー定期を中心に取り上げました。金利が高いネット定期も、期間を決めて預ける、固定金利という基本の部分はスーパー定期と同じです。取り扱い方法については、多少の違いがありますので、いずれネット定期についても詳しい記事をお届けします。


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坂本 綾子

多数のマネー誌で活躍するガイドが銀行・郵便局との賢い付き合い方をレクチャーします。

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