毎月分配型投信とは

主要先進国のソブリン債に投資するファンドから、新興国債券や海外不動産に投資するファンドへお金が流れている!?

主要先進国のソブリン債に投資するファンドから、新興国債券や海外不動産に投資するファンドへお金が流れている!?

投資信託の中で分配金を毎月支払うものを、毎月分配型投信(毎月分配型ファンド)といいます。毎月定期的に分配金を受け取れることで、購入者に安心感をもたらし、人気を呼んでいるようです。

分配型の代表といえば、「グロソブ」でした。国際投信投資顧問の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」は、2008年には純資産総額5兆円を超える超巨艦ファンドに成長しました。まずは、そのグローバル・ソブリン・オープンを復習しておきましょう。

「グローバル」とは「世界中の」ということ、「ソブリン」とは「主権国の」ということを意味します。ソブリン債といえば、政府および政府機関または世界銀行など国際機関が発行する債券をいいます。なお、これらは必ずしも高い格付けを取得しているとは限りませんが、一般的に先進諸国の国債は優良格付債と認識されています。

「オープン」は「追加型」、つまりいつでも追加購入できるという意味です。したがって、このファンドは世界主要先進国のソブリン債券に分散投資する「追加型株式投資信託」となります。

毎月分配型投信のメリット・デメリット

毎月分配型投信のメリットは、毎月分配金が受け取れることです。グロソブの場合、2014年1月から毎月20円で推移しています。これは1万口あたりの税引前の金額です。設定来の分配金累計で計算すると、約4.6%の年利回りとなります。

毎月分配型投信のデメリットは、元本保証はないこと(カントリーリスク、価格変動リスク)、為替リスクがあること、分配金が運用収益を反映したものではないこと、などがあります。

投資家に分配金のニーズがあるのかが、この商品の選択のポイントになります。毎月の分配金を生活費等に使う予定ならさほど悪い選択とはいえません。ただし、再投資するつもりなら、毎月分配型であることは税制上不利になります。分配の都度、課税されてしまうからです。分配型を買って再投資するのでは、再投資する元本が源泉徴収される税金分だけ減ってしまいます。

巨大ファンドに成長したグロソブの現在は?続きは次ページ>>>