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auの新ブランド、iida(イーダ)とは?(2ページ目)

今年春からKDDIが新たなプロダクトブランドとして訴求しているのが「iida」だ。外部クリエイターなどとの協力を仰ぎ、これまでになかった魅力的な端末を作ろうと企画されたシリーズなのだ。

石川 温

執筆者:石川 温

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デザインだけではなく、ライフスタイルも提案するiida

これまでもKDDIでは「au design project」ととして、「INFOBAR」などの優れた端末を出してきた。しかし、これらはあくまで端末の「デザイン」が良かっただけに過ぎない。

iidaでは端末のデザインを強化するだけでなく、ユーザーのライフスタイルも提案していこうという意気込みがコンセプトにある。そのため、iidaでは本体だけでなく、周辺機器のラインナップを「LIFE STYLE PRODUCTS」として、展開しつつある。

先頃発表されたコンセプトモデル。ロボットになっており、ユーザーのライフログを管理してくれる

先頃発表されたコンセプトモデル。ロボットになっており、ユーザーのライフログを管理してくれる


ACアダプターだけでなく、ケータイを置くトレイや液晶クリーナー、充電器を持ち運ぶためだけのトートバックなど幅広いラインナップとなっている。このあたりの周辺機器は若手クリエイターたちが参加して製品化されている。いずれ、ここに参加するクリエイターがケータイ本体をデザインする、といったあり得そうだ。

「AC Adapter MIDORI」。iidaではアダプターや周辺機器も

「AC Adapter MIDORI」。iidaではアダプターや周辺機器も展開している

 

さまざまなクリエーターや学生とのコラボ展開も

KDDIでは、デザインコンペティション「iida AWARD 2010」を開催する予定だ。これは国内外の大学生や大学院生からデザインを募集し、審査の結果、選ばれた学生とワークショップを行いながら、2010年以降のLIFE STYLE PRODUCTSの製品化を行っていくという試みだ。

このようにiidaでは、さまざまなクリエイターとコラボレーションしていきながら、ケータイ本体だけにとどまらない世界観を作り出そうとしている。いずれはiida専用のポータルサイトやiida専門ショップなども誕生する可能性は十分にある。

まだiidaは始まったばかりだが、今後はKDDIの魅力を高めるブランドに進化していくことも期待されている。

楽器をモチーフとしたコンセプトモデル

楽器をモチーフとしたコンセプトモデル


こちらもコンセプトモデル

こちらもコンセプトモデル


是非とも製品化して欲しい!と思わせる斬新なデザインだ

是非とも製品化して欲しい!と思わせる斬新なデザインだ


【関連サイト】
iida

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