今回は、最近話題のスマートフォンで採用されているOSについてです。
Symbian OS(シンビアン オーエス)
Synbian社による携帯端末用のオペレーティング・システム。EPOC OSをベースに携帯端末用に開発され国海外で多数の携帯電話やスマートフォン端末に採用されています。日本国内の携帯電話だけでも既に27機種に採用されています(2006年3月現在)。
Symbian OSの前身であるEPOC OSは、Psion端末(Psion Series 5など)で採用されていたOSで、Psion Softwareにより開発されました。ER5までは、Psion端末(Psion 5mxやrevoなど)に搭載され、ER6(Synbian OS6)から、スマートフォン端末に搭載されるようになっています。Synbian OSの特徴は、プリエンプティブなマルチタスク、マルチスレッドを実現したOSであるだけでなく、少ないメモリや高速でないプロセッサ速度でも快適に操作が可能なシステムであることです。ER6は、マルチメディア機能を強化し、SymbianOS6として携帯端末に最適化されることで、次世代携帯やスマートフォン用OSとして採用されました。現在は、さらにバージョンアップされSymian OS7となっています。
ノキア製端末をはじめ海外では各社端末に搭載されるほか、国内ではドコモのFOMA M1000(モトローラ製)がSymbian OS 7.0を搭載しています。
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| FOMA M1000(モトローラ製) |
PalmOS(パーム オーエス)
Palm社が開発したPDA用オペレーティング・システム。一筆書きのような文字入力システム「Graffiti」を採用し、アプリケーションの素早い起動と終了により、快適な操作性を提供しました。また、パソコン上のPalm DesktopとHotSyncでデータの同期を行うことで、個人情報をパソコンと共有して管理でいるため、快適な操作性と実用性が高い評価を得ました。Palm端末は大きな人気を呼び、HandspringやSONYなど、多くのメーカーがPaimOS互換機をリリースしました。
OSは、Palm OS5まで開発が進められ、その後、Palm OS6のCobalt(コバルト)と、Palm OS 5の進化系PalmOS Garnet(ガーネット)の2つにわかれています。
Handspringは、Treoシリーズでスマートフォン市場にいち早く参入し、Palmとの合併後は、PalmブランドでTreoシリーズのスマートフォンを展開しました。Palm OSを搭載したスマートフォンとしては、Treoシリーズが有名で、Treo 600やTreo 650(Palm OS 5.4採用)は、海外でも人気端末となりました。
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| Treo 600 |
Treo 650 |
Windows Mobile(ウインドウズ モバイル)
マイクロソフトのモバイル端末用のオペレーティング・システム。組み込み機器向けのWindows CEがベースで、PsPC、H/PC、Pocket PC端末などへの搭載を経て、現在のWindows Mobile 5.0に至り、スマートフォン端末に搭載され初めています。Windows Mobileの特徴は、32ビットマルチタスク/マルチスレッドオペレーティング・システムが採用されており、複数のアプリケーションを実行可能です。Windows CEとして発表された当初は、プロセッサのが非力であったこともあり、操作性が悪いと評価もされましたが、現在のARMベースのプロセッサ対応により実用性が大きく向上しました。
国内では、ウィルコムのW-ZERO3で採用されていますが、ドコモからもWindows Mobileベースの端末の導入が発表されています。
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| W-ZERO3 |