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更新日:2004年04月14日

GPS PDA Mio 168インプレッション Mio 168レビュー

マイタックから発売されたGPS機能内蔵PDA 「Mio 168」が到着しました。GPS感度向上のために、あえて出荷延期を行った同機のファーストインプレッションをお送ります。


マイタックから発売されたGPS機能内蔵PDA 「Mio 168」が到着しました。
GPS感度向上のために、あえて出荷延期を行った同機のファーストインプレッションをお送ります。

「Mio168」は、近年成長をとげているSiRF社製高性能GPSモジュールを採用し、内蔵したGPS内蔵型のPDAです。
今までの国内メーカー製PDAは、オールインワン型に固執しているあまり、個性と特色を明確に打ち出せなくなっていましたが、海外メーカーであるマイタックは思い切った機能の絞り込みにより特徴を明確に打ち出した日本語版製品を生み出しています。

無線LANとBluetooth搭載ながら低価格を実現した「Mio 558」、簡易デジカメを搭載し、デジカメPDAに特化した「Mio 339」。そして、これまでオプションとしてしか提供してこなかったGPSを内蔵することで、WalkingでのGPS環境を実現した、それが「Mio 168」です。

海外でもようやく軌道に乗り始めたGPS技術 (CNET Japan)
SiRF Technology

外箱は、車載セットで固定した「Mio168」映し出された写真がいかにも海外製品といったデザインです。箱の大きさはやや大きめの正方形に近い立方体です。

箱を開けると、内容物は3つのパーツからなります。
画像左のマニュアルや昭文社 Super Mapple Digital Ver. 4 for Mio(Pocket Mapple Digital Ver. 4)が梱包されたボックス。
「Mio 168」本体、ACアダプタやUSBケーブルなどが納められたトレイ。
そして箱の底部には、車載キットとケースなどが収納されています。


※今回購入したPDA工房さんでは、Retractable充電Syncケーブル for MioやCrystal Shield for Mioなどが付属する、新発売記念キャンペーンも実施中です。
PDA工房

「Mio 168」のセットアップは、本体裏側のメイン電源スイッチをONにし、側面の電源ボタンから電源オン後、通常のPocketPCと同様に基本のセットアップを行います。

「Pocket Mapple Digital Ver. 4」は、本体ROMに搭載されていませんので、まずパソコンに「Super Mapple Digital Ver. 4 for Mio」をインストールする必要があります。
付属のCD-ROMで「Super Mapple Digital Ver. 4 for Mio」をインストール後、インストール先のフォルダ内の「Pocket Mapple Digital Ver. 4」フォルダ内のcabファイルを「Mio 168」にインストールします。
「Pocket Mapple Digital Ver. 4」だけでは、地図データがインストールされないので、パソコン上で「Super Mapple Digital Ver. 4 for Mio」を起動して、地図データを「Mio 168」へのインストールを行います。

インストールは、表示しているマップを切り出すか、市町村データを選択するかを選んでインストールします。

市町村のベクトルデータは、4~6MBとなる場合もありますので、インストール先はSDカードを選択することをお勧めします。


地図データを転送し、GPSの設定を行います。接続ポートを[COM2]、機種を[NMEA-WGS-84]に設定してGPS位置取得を実行します。
位置取得は、場所にもよるのでしょうが、最初の取得に比較的時間がかかるようですが、一度取得できた後の再取得はかなり早く行います。
ただ、まだ複数箇所のテストができていませんので、判断を下すには引き続き各地での取得テストが必要と思っています。

位置取得後、位置情報履歴の保存は1秒単位で設定できます。最短は1秒毎の移動位置の履歴が画面に表示することができます。
履歴は移動にあわせてかなり高いレスポンスで追随します。1秒毎の履歴表示に追いつく速度は十分に実用と言えると思います。
速度面が十分となると、気になるのは精度です。Walkingの速度での移動ですと、地図の尺度によって誤差は大きくなりますので、サイドバーのズーム機能で尺度を適正に調節するのがコツのようです。

GPS機能の性能は、SiRF社製GPSモジュールの性能とともに時代の進歩を実感できるものでした。
「Pocket Mapple Digital」は、カスタムポイントも設定できるなど、初心者には、なかなか良くできたソフトだと感じました。
ナビ機能こそありませんが、移動履歴は自分の位置確認と目的地までの進路確認として十分な機能と思います。
課題としては、他社の地図データなどが利用できる拡張性がサポートや、ショップマップなどのDBが整備されれば、更に活用範囲は広がると思います。

GPS PDAとしては、なかなか高いポテンシャルを見せてくれた「Mio 168」ですが、残念な点もあります。それは通信手段がSDIOを利用したSII社製AH-S101S等を利用するしか現状では方法が無い点です。SDIOを利用するためには、地図データの格納場所であるSDカードを取り外す必要があるからです。
Bluetoothを内蔵していれば、GPSで利用する地図データを格納したSDメモリを取り外さないで通信ができますので、これ一台で強力なデバイスになったと思います。


DigiWalker Mio 168 Pocket PC

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Mio 168 レビュー2
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庄司 恒雄

PDA・スマートフォンに関わりはじめて10年。PDA黎明期に「PDA-JAPAN」というサイトを立ち…

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