読者の方からお便りを頂きました。
お便りを頂いた石原氏は「ScheduleLayer」と名称されたグループウェアのProductを模索・立案されています。
ScheduleLayer
グループウェアは、PDAやモバイル環境において、非常に重要と見られているスケジュール管理機能の一つです。
サイボウズやノーツなど、既にいくつかのグループウェアは市場投入され実際に利用されていますが、PC環境も含め充分に普及・活用されているとは言えないのが現状のように思われます。
原因はいくつかある思われますが、グループウェアの有益性が発揮されるにはある程度の規模のProductおよびProduct運用での恒常的に利用される情報量が多い必要があるという点があげられます。もちろん中・小規模でもあっても短時間で情報流量が大きなProductでは有益性は高くなりますが、短期間でのProductに対してでは、導入や運用管理の経費がペイしない場合が多いかと思われます。
どちらにしても、それだけ活発な情報のやりとりを長期にわたり短時間で共有できる必要がある、またはProduct進行対応の相応性や進行の圧縮のために情報共有必要性がある場合となります。
以前の規模の大きなProductや設備を中心に導入が完了した後は沈静化していたようですが、最近はまた需要が拡大し始めているようです。
これは大規模Productの再開なども考えられるとも思いますが、中小規模に於けるProduct進行の短縮のために活用という側面も否定できないくなってきているのかも知れません。
しかしながらグループウェアにおける大きな壁は、景気やプロダクトに依存した問題だけではありません。
企業内における最大の問題は「Digital Divide」だと私は考えています。
グループウェアの企業における有益性とは、Product管理と情報が集中していく管理を司るポジションである管理者・役職者の情報とスケジュールの共有にあります。
しかし、ながらIT企業においてでさえ管理職の高齢化という問題は存在しており、一般企業おいては管理職における「Digital Divide」は解消してはいないと言えます。
もっとも情報を共有しないといけないキーマンがグループウェアを活用できなければ、モバイルやネットワークを活かした効率化は実現しない夢物語となります。
課題は言い古されていますが、いかにしてより簡便で軽快、安全なグループウェアを創造し、導入後に活用していくかということです。
石原氏の「ScheduleLayer」は「CoDen Presents/ インターネットライフスタイル・アワード」でグランプリを受賞された企画案とのことですが、実現には、まだまだ多くの課題はあると思います。しかしながら石原氏のように、あらたなソリューションの企画・立案・提案をしていく姿勢は評価に値する活動だと考えます。今後も大いに注目し、支援もできればと考えてもいます。
第1回-ネットワーク常時接続時代の提案-ScheduleLayer-