iCalの裏技でスケジュール管理を楽にする(2ページ目)

iCalの裏技-その2

●To Do項目の期限を簡単に入力する裏技
「来月のいついつが締め切りで……」なんてのが10も20もあると、To Do項目に１つ１つ入力していくのは大変手間な作業だ。iCalでは締め切り日にあるイベントをTo Do項目のエリアにドラッグ＆ドロップするだけで、その日が期限のTo Do項目が簡単に作成できる。

【操作方法】

1. カレンダー上でTo Do項目にしたいタイトルでイベントを登録する。
2. そのイベントをTo Do項目のエリアにドラッグ＆ドロップ。

【注意事項】

• 逆の操作でTo Do項目からカレンダー側にドラッグ＆ドロップするとイベントが作成できる
• イベントを終日にしたい場合は、日または週表示で、終日エリアにドラッグ＆ドロップする
  

  イベントやTo Do項目をデスクトップにドラッグ＆ドロップすれば、iCalendar形式のファイルができる。Macじゃない人に対して、メールなどで他の人にイベントを送りたい場合に使える。相手がWindows Vistaなら、送信したファイルをダブルクリックしてもらうだけでいい

●複数のイベントを一度に別のカレンダーに移動・コピーする
複数のイベントを操作したい場合、shift + クリックして複数選択してから行う。カット、コピー、ペースト、削除、複製などが可能だ。カレンダーを移動したい場合も同様に操作しよう。

【操作方法（移動）】

1. shift キーを押しながら、イベントをクリックしていく。
2. control + クリックして表示されるメニューの「カレンダー」から目的のカレンダーを選択。

【操作方法（コピー）】

1. shift キーを押しながら、イベントをクリックしていく。
2. 左上にあるカレンダーリストで、コピー先としたいカレンダーをクリック。
3. イベント上でcontrol + クリックして「複製」を選ぶ。

【注意事項】

• To Do項目で同様の操作はできない。
• control + クリックのメニューで移動できるのはローカルのカレンダーのみ。複製ならば場所は問わない。
• 単体のイベントならば、ドラッグしながら目的のカレンダーにドロップするだけで、異なるカレンダーへの移動が可能（この場合、共有カレンダーにも移動できる）

●すべてのカレンダーの表示を一度にオン／オフ
カレンダーのチェックをオフにするとそのカレンダーは表示されない。グループに登録しておけば、そのグループをオン／オフすれば複数のカレンダーを切り替えできるが、すべてのカレンダーの表示を切り替えたい場合、command キーを押しながらクリックしよう。

【操作方法】

• command キーを押しながら、いずれかのカレンダーのチェックをクリック。

【注意事項】

• 特になし。

●カレンダーの時間（終日の場合は日付）をキー操作で移動（長さ変更）する
延期や時間変更されたスケジュール移動する場合、マウスでドラッグすれば簡単に変更できるが、キーボードでの操作も覚えておくと便利だ。

【操作方法（移動）】

• イベントをクリックして選択状態にし、control キーを押しながら、上下左右に移動。

【操作方法（長さ変更）】

• イベントをクリックして選択状態にし、control と shift キーを押しながら、 上または下キー。

【注意事項】

• 変更できる最小単位は15分。それ以下だと、「編集 - イベントを編集…」で変更する。
• 終日イベントの場合、日単位で移動、変更となる。

→CalDAVサーバーを使って複数のマシンでスケジュール共有