Mac OS の約2年ぶりのメジャーバージョンアップとなる Mac OS X Leopard がついに登場。

64ビット化されたためか、内部的にも大きな変更が施されているようです。
そのためか、不具合の情報もちらほら…

ここでは、Leopardの導入前の注意事項として、インストール時の注意点と2007年10月27日現時点でわかっている不具合情報を紹介します。
もちろん、不具合については、アップデートによって今後改善されていくはずですが、アップルに直接フィードバックすれば、より早く直る可能性もあります。どんどん見つけてアップルに報告しちゃいましょう!

※最後にLeopardの細かいところの小さな変更点や裏技も紹介!

インストール時の注意点

いろんな掲示板を見ていると、インストール時にトラブルがかなり発生しているようで、最悪データを失うケースもあるようです。
OSをアップグレードするというのは、ハードディスクの中身をごっそり新しくするようなものなので、以下のような注意点にしたがってインストールを実施しましょう。

【Tiger から Leopard へのアップデート時の注意点一覧】
●重要なデータのバックアップは可能ならばやっておく、外付けハードディスクが難しければディスクユーティリティで作成したディスクイメージにデータをコピーしておくと、わずかだがデータを失う危険性が低くなる。

●Macに接続しているデバイスをキーボードとマウスだけのシンプルな構成にすること。ムダなUSBデバイスが接続されていることで不要なドライバのロードによるトラブルを防ぎます。

●インストール前に内蔵ハードディスクの修復を必ず行おう!以下の手順で内蔵ハードディスクのエラーを修復しておくと、インストールに失敗する確率はより小さくなる。
1. Leopard のDVD-ROMでMacを起動する。「主に日本語を使用する」を選択。
2. 「ようこそ」の画面が表示されたら、画面上部のメニュー「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ」を選択。
3. 左側のハードディスクアイコンから「Macintosh HD」など自分が普段使用しているディスクを選択状態にします。
4. 右下のボタン「ディスクを修復」をクリック。

●ハードウェアの状態をできるだけ初期状態に近づけるため、PRAMクリアなどの作業を念のために実施しておこう!

不具合情報

…… ここでは、Leopard をここ数日間操作していて見つけた不具合やネットで騒がれている問題を紹介。読者のみなさんも問題を見つけたら是非フィードバックをしましょう!

●Comic Studio EX 3.0 起動せず…
最近私がいちばんよくつかっているソフトウェアが「Comic Studio」なので、この不具合はとても辛いです。このためメインマシンをLeopardにアップデートできない…
具体的な現象は、起動中にエラーが出て強制終了してしまうというもの。アプリケーション側の問題か、アップル側の問題かは不明だが、早急な改善を望みたいものです。
他のコミュニティからの情報によれば、Photoshop 7 や Photoshop Elements 2 なども同様に起動しないそうです。(Photoshop Elements 3.0 、4.0は起動するとのこと)

●Finder のリスト表示でラベル編集で日本語変換への配慮が無い
Finder ウインドウをリスト表示にしている状態で、ラベルを編集中でのみ発生する現象だが、かな漢字変換の確定のための return を押すと、ラベル編集が終了してしまう。
nameinput.jpg
ここでreturnキーを押すと、日本語 と確定され、ラベル編集状態のままでなければならないが…

本来ならば、ここでの return キーは変換の確定のみに作用し、ラベル編集を終了すべきではない。
アイコン表示やカラム表示では問題ないのだが、せっかくのカバーフロー画面でも同様であるため、使いにくいことこの上ないため、アップルには早急な改善を望みたい。

●MacJornal というソフトで、エントリーを切り替えできない
これも私が多用するソフトなのですが…どうも私はLeopardとあまり相性が良くないかもしれない。
(まぁ、これからはMailのノートを多用しようと思っているので不便ではないのだが…)

●UI Elements スクリプトがうまく動作しない…
AppleScript をコアに使いこなしている人でなければ無関係ですが、UI Elements スクリプトの挙動が変わってしまった… 例えば、Amazon のトップページで検索のポップアップメニューを開いて項目を選択したい場合以下のようなスクリプトを実行していたのですが、Leopard と Safari の組み合わせでは、どうやってもメニューの項目が取得できなくなってしまった…

【Mac OS X 10.4 で動作するが10.5でエラーになるスクリプト】
tell application "Safari"
activate
open location “http://www.amazon.co.jp”
delay 5
end tell
tell application "System Events"
tell process "Safari"
tell window 1
set x to pop up button 1 of group 31 of UI element 1 of scroll area 1 of group 3
click x
delay 1
click menu item "和書" of menu 1 of x
end tell
end tell
end tell

【Mac OS X 10.5 で正しく動くようになるはずのスクリプト】
tell application "Safari"
activate
open location “http://www.amazon.co.jp”
delay 5
end tell
tell application "System Events"
tell process "Safari"
tell window 1
set x to pop up button 1 of group 31 of UI element 1 of scroll area 1 of group 3
click x
delay 1
click menu item "和書" of menu 1 of scroll area 1 of group 3
end tell
end tell
end tell

「300を超える新機能」紹介ページの内容に注意!

アップルのLeopard 機能紹介のページに「300を超える新機能」がありますが、一部誤解を招く表現が含まれています。
あと、PowerPCモデルでも Classic 環境が使えないという変更点を、もっと声を大きくして言ってほしいのですが……
(現在ではLeopardのヘルプに記載があるだけで、サポートページにも掲載されていません)

●アドレスブック
・Yahoo!と同期 の機能は日本(yahoo.co.jp)に対応していません
yahoo.jpg
米国yahoo.comアカウントがあれば使えるそうです


・アドレスの住所から Google マップを検索する機能は、アドレスブックのフィールド名に合わせて正しく記入されていると クエリが不正になり期待通りの検索結果になりません。(都道府県の欄だけにすべての住所が書かれていたりするとちゃんと検索できる)

●Universal Access
・点字サポートは英語のみです
tenji.jpg
個人的には期待していた機能なので、ちょっと残念

→おまけ、LeopardのDockの見た目変更など