文章:郡司 勇(All About「温泉レポート」旧ガイド)
埼玉5湯埼玉県は道路沿いに遊休地もあり都心部などとくらべ比較的立地条件がよいのと、都内のベットタウン的な人口も多いので、スーパー銭湯、日帰り温泉センターなどの事業が好条件なのであろう。少々時間が経つと、ずいぶん新しい施設ができているものである。今回は大宮近くに仮設の期間限定の温泉が湧出し、それを目当てに周辺を再訪や新規訪問した。
1 某個人宅温泉 源泉子供プール入浴
埼玉の東松山に温泉が湧出して「某温泉」という。テレビチャンピオンの戦友である今成氏の3000湯記念の年賀状で知り、ずっと行こうとは思っていたが灯台元暗しで埼玉の温泉は課題がいろいろと残っている。大和システム(株)の開発による「やまとの湯」も現在勤務の会社でかかわりがあるが全部未湯になっている。この某温泉はやっと行く機会となった。この温泉は一般の民家の庭先にある源泉で、太いパイプが2本ありコックで源泉給湯自在になっている。突然訪問したが、快く許可してくれたので庭に子供プールを広げ入浴した。18.7度の重曹食塩泉で総計1891mgのものである。透明、少塩苦味、無臭と観察した。特に気泡の付着が多く、ホースからは源泉直接のために、真っ白く白濁した湯が出てくる。5分もすると消えて完全に透明になる。しかし子供プールの中は白濁した湯に見える。産毛も真っ白に気泡がつく。Na 535 Cl 723 HCO3 438 H2Sio3 85.2などの含有量である。冷たい源泉のままであったが当日は30度を超える残暑厳しい日であったので気持ちが良く、印象がアップした。
2行田天然温泉 古代蓮物語
北埼玉の行田市にも温泉が湧出し行田天然温泉としてオープンしている。日帰り温泉センターの立派な施設ながら、全国的に見てまだ数少ない、掛け流しとのことで期待していた。総計798.9mgの単純泉で33度である。本日はラッキーであった。露天風呂の一部で気温が高いので源泉そのまま掛け流しで利用されていた。この施設の良いところは源泉そのまま掛け流し、源泉加熱掛け流し、源泉循環、薬湯と明記してあることである。どの施設でもそのように公開してほしい。当然源泉浴槽のほうに客が集まっている。単純泉ながら透明微黄色、微苦味、無臭であった。