文章:清水 國明(All About「アウトドア」旧ガイド)
前回の記事では富士登山のススメをご紹介しましたが、富士山の絶景、最高のビューポイントをご紹介します。富士山は登るものではなく見るもの、そして遠くから見るもの、と言う人がいます。
確かに先日、120人をガイドして富士山に登ったとき、足の裏で実感することはできて、周囲の景色は楽しめるのですが、富士山そのものを見ることはできませんから、なんとなく物足りなさを感じました。高山病と戦いながらのゲストに付き添って、ようやくたどり着いた8合目で迎えた夜明け。この朝日に輝いている富士山を見ることができたら素晴らしいだろうな、と思いました。
登ってしまうと見ることができない富士山。今回はほんの少し離れて眺める富士山の全景、絶景ポイントをお教えします。
地元の人も見落としがちな、穴場富士見ポイント
なんて、ちょっと偉そうですが、実は私がこのポイントを知ったのはそんなに前のことではありません。つい最近といっていいでしょう。もう4年も富士山の麓に住んでいるというのに、です。
場所は鳴沢村にある紅葉台。三湖台とも呼ばれています。「アァあそこなら知っている」、という人も多いかもしれません。遠足などでよく使われている山ですからね。けれど、地元に住んでいる私や、近所の知り合いも、意外と知らないか忘れてしまっている、穴場のポイントなんです。
紅葉台の途中までは、車で登れます。けれどすごいダート道路です。ここが三湖台と呼ばれているのは、頂上から西湖、精進湖、本栖湖の三つを見ることが出来るから。さらにその先に行くと五湖台というところがあって、河口湖と山中湖も見ることが出来ます。三湖台に登りきって、後ろを振り返ると息を呑むような絶景、富士山がドーンと姿を現します。
次のページでは、いよいよ登頂、絶景の富士をご堪能あれ!