森の恵みで遊ぶ、ウッドクラフト

じめじめとした雨の季節ですが、つかの間の晴れ間に森の中を歩いてみると、最高に気持ちいい季節になりました。緑がどんどん色濃くなって、すがすがしい森の香りも強くなっていきます。散歩しながら松ぼっくりやどんぐりを拾うのもトレッキングの楽しみの一つです。今回は森で拾ってきた小枝や木の実を使って作るクラフトについてお話しましょう。

思い出として持ち帰って、作って遊ぶ森の恵み

材料は木の枝から松ぼっくりまで、木々の落し物を拾い集めます

テーマは何でもいいのですが、せっかくですから森の生き物たち、なんていいですね。トンボ、カブトムシ、蝉、カマキリなどのクラフトにチャレンジしてみましょう。

道具ののこぎりやナイフも凝ったものではなく、簡単に使えるものを

まず、拾ってきた枝を切ります。僕がやっている自然樂校の講座では大量に使うので、電動工具の丸鋸で切りますが、のこぎりで大丈夫。斜めに切り落とすので、ちょっと大変ですが、しっかり固定してから切ると安全ですし、簡単です。


切った木々を形にする際、接着剤の木工ボンドでくっつけてもいいのですが、短時間で完成させたいときは瞬間接着剤、またはグルーガンという木工工作用の接着道具を使うと、手早く出来上がります。プラスチックの細い棒をセットすると、熱で溶けて先端から出てくるので、かっちり固まります。グルーガンはホームセンターで売ってます。でもこれを使うには電気が要りますから、森の中では使えません。木工ボンドや接着剤をポケットにしのばせて散歩に出かけ、気持ちのいい緑に囲まれてゆっくりクラフトを楽しむのもいいですね。


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